クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 01 公開 シリーズ第9作

 

 1970年代を再現したテーマパーク“20世紀博”にひろしやみさえをはじめとする日本中のオトナたちは夢中になっていた。それは現実の21世紀に絶望し、夢と希望のあった20世紀をやりなおそうとするオトナ帝国の首謀者ケンとチャコの陰謀だった。ある日オトナたちは子供たちを残して“20世紀博”に消えてしまう。残されたしんちゃんたちはオトナたちをとりもどすために“20世紀博”へと突入、そこには郷愁に満ちた夕焼けの町で、かつての夢や希望をなつかしむオトナたちがいた。陰謀の最終段階に入り日本全土を20世紀に戻してしまおうとするオトナ帝国。しんちゃんはオトナ帝国の陰謀をくいとめることができるのか!?

 

 ここは熱く語りますw

 クレヨンしんちゃん映画版はどれも子供も大人も楽しめる映画だと思いますが、これはその中でも異質で他の作品とは一線を画す完全にオトナ専用の映画

直撃世代は私より二周り近く上の40~50代の、特に男性か、、、

おそらく多くの子供たちは親と一緒に観にいったんだろうけど、どこで楽しめたんだろう?と心配してしまうほど、完全に作者のターゲットは大人

男性には誰しも少なからず懐古主義的なところがあるらしく、心のどこかに自分なりの故郷というものを大切にして「昔は良かったね」って振り返るらしい(こういった感覚は女性にはあまり感じないとか) 劇中でも、みさえも罠にかかってしまうのだが、やはり父ひろしのほうが強く感化されていた

「プロジェクトX」や漫画「20世紀少年」が人気になるのもそういった理由があるのかもしれない

 クレヨンしんちゃんシリーズの悪役は皆それなりの「悪」で、成敗される運命にあるのだが、今作品の悪役ケンとチャコは一概にそう言い切れないのも異質なことの一つ

 ところどころのメッセージ一つ一つも考えることが多い

風間くん:「懐かしいってそんなにいいことなのかなぁ」

ケン:「かつてはその時代のニオイというものがあった」

ひろし:「家族のいる幸せをあんたたちにも分けてやりたいくらいだぜ」

しんちゃん:「オラ、大人になりたいから!」

 

(映像)★★★★☆

(内容)★★★★★

(総合)★★★★★

しんちゃん映画シリーズ最高傑作だと思います 結婚・育児を経験した後で見ていたら涙が溢れてしまったんだろうな それでなくても普通にジーンときます ぜひお勧め、、、、、、、、90点!