こんにちわぁ！
今回はニトロソ化合物，アゾ化合物，ジアゾ化合物についてです。各々１品ずつですから一気に行きます。
まずは、ニトロソ化合物のジニトロソペンタメチレンテトラミンです。
これは淡黄色の粉末です。
水，ベンゼン，アルコール，アセトンにはわずかに溶けるがベンジン，ガソリンには溶けないです。
加熱すると約２００℃で分解し、ホルムアルデヒド，アンモニア，窒素などを生じます。
加熱や衝撃，摩擦により爆発的に燃焼します。
強酸との接触，有機物との混合により発火することがあります。
保存は火気，加熱，衝撃，摩擦，酸との接触を避け、冷暗所に保管します。
消火は水または泡で消火します。
次にアゾ化合物のアゾビスイソブチロニトリル
これは白色の固体です。
水には溶けにくいですが、アルコール，ジエチルエーテルに溶けます。
融点以下でも徐々に分解して窒素とシアンガスを発生します。
加熱すると爆発するときがあります。
酸化剤，アルコール，アセトンなどと激しく反応し、発火や爆発することがあります。
有毒なので目や皮膚などに接触させないようにする。
保存は火気，日光，衝撃，摩擦を避け、可燃物と分離し冷暗所に保管します。
消火は、水噴霧や大量の水で行います。
最後にジアゾ化合物のジアゾジニトロフェノールです。
これは黄色の不定形粉末です。
水には溶けないですがアセトンには溶けます。
光に当てると褐色に変色します。
加熱，衝撃，摩擦により容易に爆発します。
燃焼現象は爆轟を起こしやすい。
保存は打撃や摩擦及び衝撃を避け、火気を近づけないようにします。水中やアルコールの混合液中に保存する。
消火は一般に困難です。
甲種危険物取扱者受験時に使っていたテキスト
