こんにちわぁ!

 今回は第2石油類の水溶性の性質を持った物品についてです。

 

 まず、酢酸です。

 これは、刺激臭がある無色透明の液体で、水はもちろんエタノール,ジエチルエーテル,ベンゼンによく溶けます

 エタノールと反応して酢酸エチルになります。

 お酢とは濃度が違うので違うところは違うって認識してほしいです。(色とか)

 比重は1.05でギリッギリ水より重いです。

 沸点は水より少し高い118℃で、引火点は39℃発火点は463℃です。

 空気中の可燃性蒸気の体積が4.0~19.9%で引火しちゃいます。その蒸気は空気より2.1倍重いです。

 濃い蒸気を吸引すると粘膜を刺激し炎症を起こしちゃいます。

 酸性の液体で皮膚につけば火傷するなど腐食性があります。高純度品より水溶液のほうが腐食性が強いです。

 

 次にプロピオン酸です。

 これは、無色透明の液体で、水やエタノール,ジエチルエーテル,ベンゼン,クロロホルムによく溶けます

 比重は1.00水と同じです。

 沸点は140.8℃で、引火点は52℃発火点は465℃です。

 蒸気は空気より2.56倍重く低所に滞留するので注意です。

 まぁ酢酸と同じように『酸』とついているので、酸性の液体で皮膚につけば火傷するなど腐食性があります。

 濃い蒸気を吸引すると粘膜を刺激炎症を起こしちゃいます。

 

 最後はアクリル酸です。

 これも、無色透明の液体で、水やアルコール,ジエチルエーテル,ベンゼン,アセトン,クロロホルムによく溶けます

 比重は1.06で水より少し重いです。

 沸点は141℃で、引火点は51℃発火点は438℃です。

 蒸気は空気より2.45倍重くこれも低所に滞留します。

 またこれも『酸』とついているので、酸性の液体で皮膚につけば火傷するなど腐食性があります。

 濃い蒸気を吸引すると粘膜を刺激炎症を起こしちゃいます。

 

 これらは共通して

 火気に気を付け、通風や換気が良い冷暗所に容器を密栓して保存します。コンクリートを腐食しますから床などがそれなら腐食しない材料を使います。

 もし火がついたら、二酸化炭素粉末耐アルコール泡などの消火剤を使います。