こんにちわぁ!
前回の続きでやっていきます。
まず、クロロベンゼンです。
これは無色透明の液体です。ベンゼン環に塩素が1つついたもので、水に溶けないが、アルコールやジエチルエーテルに溶けます。
比重は1.1で水より重い
沸点は132℃で、引火点は28℃となってます。発火点は590℃になってます。
空気中の1.3~9.6%の体積の可燃性蒸気があれば燃えます。その可燃性蒸気は空気の3.9倍重いです。
霧状になって浮遊してたり布などに染み込んでいると空気との接触面積が増え、危険性が増大する。
また、流動などで静電気を蓄積するのでそれにも気を付ける。
加熱などによって引火点以上になると引火の危険性はガソリンなみになる。
次にキシレンですが、
これは特有の臭気を持った無色の液体です。
ベンゼン環に2つメチル基がついていて、その2つのメチル基の位置関係でо(オルト),m(メタ),p(パラ)が最初について区別されます。ここではompの順番で書きます
比重は0.88 0.86 0.86でどれも水より軽いです。
沸点は144℃ 139℃ 138℃で、引火点は32℃ 27℃ 27℃となっており、発火点は463℃ 527℃ 528℃です。
どのくらいの割合で引火するかは0.9~6.7vol% 1.1~7.0vol% 1.1~7.0vol%で、蒸気はどれも空気の3.7倍重いです。
危険性はクロロベンゼンと同じで、空気との接触面積が大きい状態だと危険性が増え、流動で静電気を蓄積し、引火点になるとガソリンぐらい引火の危険性がでてきます。
最後はn-ブチルアルコールです。
これは炭素数が3を超えているので危険物のアルコール類に属しません。
これは無色透明の液体です。炭素が11から13の炭化水素の混合物で、水に溶け込むが部分的に溶け残ります。
比重は0.8程度で水に浮きます。
沸点は117℃で、引火点は29℃となってます。発火点は345℃になってます。
空気中の1.4~11.2%の体積の可燃性蒸気があれば燃えます。その可燃性蒸気は空気の2.6倍重いです。
ガソリンと混合させたものは引火しやすくなるので注意する。
布などに染み込んでいると空気との接触面積が増え、危険性が増大する。
また、流動などで静電気を蓄積するのでそれにも気を付ける。
でこれらも灯油たちと同じで、
火気を近づけず、通風と換気を良くした冷暗所に静電気と液温に気を付けて、容器を密栓して保存します。
消火は泡,二酸化炭素,粉末,ハロゲン化物によっての窒息消火になります。
試験を受けるとき勉強に使った&この記事で参考にしているテキスト
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