こんにちわぁ!
前回の続きなんですけど、今回はアセトアルデヒドと酸化プロピレンについてです。
まず、アセトアルデヒドです。
これは無色の刺激臭のある液体で、水,アルコール,ジエチルエーテルに溶けます。
また油脂なども溶かし、揮発しやすい物品です。
比重0.8で水に浮き、発火点は175℃、沸点は21℃で引火点が‐39℃になってます。
蒸気は有毒で粘膜を刺激します。
銅や銀などの金属で爆発性の化合物を生じます。
熱や光で分解して可燃性のあるメタンと一酸化炭素になります。
加圧状態では爆発性の過酸化物を生成する恐れがある。
貯蔵するときは不活性ガスを封入します。
消火は水を噴霧したり、耐アルコール、二酸化炭素、粉末やハロゲン化物などの消火剤を使えば良いです。
次に酸化プロピレンです。
これは無色のエーテル臭がする液体です。水、エタノール、ジエチルエーテルなどによく溶けます。
比重が0.8で水に浮き、発火点が449℃で沸点が35℃で引火点が‐37℃になってます。
重合する性質があり、その際熱を発し、火災や爆発の原因になります。銅や銀などの金属に触れると重合が促進されやすいです。
蒸気は吸引しちゃうと有毒です。また皮膚に付着すると凍傷と同様の性状を呈します。
貯蔵の際は窒素などの不活性ガスを封入します。
消火はアセトアルデヒドと同じく水を噴霧したり、耐アルコール、二酸化炭素、粉末やハロゲン化物などの消火剤を使えば良いです。