ある日、ブログをサボっている私に「危険物取扱者試験の問題解説しなよ!」って言われました。

 まぁ、甲種危険物取扱者なので「お前ができることそれぐらいしかない」って言われただけですね。 なので!早速…

 

 今回は、「燃焼の要素について」話したいと思います。

 まず、燃焼が行われる要素について

 

 燃焼には「可燃物(可燃性物質)」、「酸素供給源(支燃物)」、「熱源(点火源)」が同時に存在する必要があります。

 

 

 1.可燃物について

 そのままの意味です『燃えるもの』ですね。

 例:紙、ガソリン

 

 2.酸素供給体について

 燃焼を助けるO₂こと酸素を燃焼に必要な分与える物です。

 与えると言われても燃えるとき3つの中で一番意識しない物な気がします。

 例:空気

 

 3.熱源について

 単に火や火花など燃焼のきっかけになるやつです。イメージないですが、摩擦などで生まれた熱もあります。

 

 

 実際に問題例で説明したいと思います。

 

 ~問題~

燃焼に必要な要素の組み合わせとして、次のうち正しいのはどれか

 

1.水、水素、直射日光

2.ナトリウム、酸素、湿度

3.二硫化炭素、空気、電気火花

4.硝酸、二酸化炭素、放射線

5.硫化水素、窒素、磁力

【一発合格!甲種危険物取扱者試験テキスト&問題集p268を参考】

 

 という問題ですが....

 まず「これはあり得ない」というものを消しましょう!

 まず1は『水』って!!逆に消火するやつ! あり得ませんね(笑)

 また『湿度』も違いますね。乾燥した日に「火の用心」ですからね。

 

 そして、3ですが『二硫化炭素』は詳しくは言いませんが燃えやすさが上のほうの物です。そして上記の酸素供給源の『空気』、熱源の『電気火花』。多分こいつです。

 

 あと残りが間違ってるか確認します。4は『放射線』という電磁波。(仮に熱源ならレントゲン室が火事になります)5は『磁力』。(仮に磁力で燃えるなら紙を磁石で止めたとき燃えますね)

 よって答は「3」になります

 

 まぁ初回はこんなもんで...次は「燃焼の仕方」についてやりたいと思っています。