昨日、小泉たみじ市長候補は元気良く第一声を行いました。

 

私は貫井南町で暮らし、わかたけ保育園に娘が通っている保護者です。本日は、息子の少年サッカーの引率のため、残念ながら、第一声にかけつけられません。

 

 小泉たみじさんの市長立候補、大歓迎です。小泉市長の誕生で、この保育園廃園問題はすっきり終わりにしましょう。みなさん大チャンスですよ。

 

 思えば、突然、降ってわいた公立保育園の廃園計画でした。西岡前市長が同席の説明会に何度か、足を運びました。

説明は、公立保育園がいかに「金がかかるか」、市にはそんなお金がないという話ばかりで、廃園という結論ありきのものでした。

 

例えば、参加した保護者が「市の計画を大学の教授など有識者に検討してもらってはどうか」と聞いても、「その考えはない」。

他にも「保育園の建て替えにかかる費用には神経質だが、市役所の新庁舎が最初の額から20億円も跳ね上がっているのは随分甘いのでは」と指摘しても、「それとこれは関係ない」。

 

 他にも「都から公立保育園への補助金が少ないというが、それでは小池都知事に増額を求めたのか」と聞くと、西岡さんは「求めたことはない」と、一事が万事そんな議論で気持ちがすり減りました。

 

 そして最もイヤだったのは、「今、在園中の子が卒園するまでは存続する」という話でした。なんだか自分たちのことを保障してもらう代わりに、これから小金井で子育てをする人たちや子どもたちのことを売り渡すような感じがして、不快でした。

 

 公立保育園とその職員がどれだけ、市民の財産になっているか、日々、かみしめています。一保護者のエゴではなく、小金井市の良さを形づくってきた骨格のようなものです。どの世代の方にも保育園の廃園問題を考えていただきたいです。

 

 もう一人の候補者の方は、「廃園撤回」という公約は打ち出しており、この点は評価できます。しかし「公立・私立の役割分担を含めた仕組み作りに着手」とも公約に書いています。これに、私は危うさを覚えます。

 というのは、西岡前市長が説明会で「市内に民間保育園が進出し、保育需要をまかなえるまでになった」という主旨の発言をしていたからです。この候補者の公約は、西岡さんの認識と峰続きのように思われ、また市役所の判断次第では、「公立保育園の役割は終わった」となりかねません。

 

 ここはズバッと「公立保育園を守る」と言い切る小泉たみじ市長の誕生で、小金井で子育てしたいと思える人を招きいれるやさしい市政にしていきましょう。よろしくお願いします。