2025/4/21(月) ホッとカフェ   

スタッフ4名  来店者 3名 

 

本日のテーマは「災害時の福祉避難所とは?」

 

すずらんでは、

災害時に高齢者や障がいのある人など

避難するのが大変な人に、市はどのような対策をしているのか?

 

市の健康福祉課にも話し合いの機会を持っていただき、実情を聞きました。

今回はその内容を中心にみんなで話し合いました。

 

 災害時、避難が必要になった人は、まず1次避難所(小学校)へ行きます。

 

能登半島地震など他市の避難の実際を見ると小学校の体育館に集まり、

家族単位で床に座り、寝るときは配られた布団で体育館いっぱいに雑魚寝、

といった様子が見られます。

 

取り急ぎ駆けつけられる人は良いが、

車いす利用の人、

歩くのがつらい高齢者、

あるいは病気の人など

が同様に体育館へ避難し、過ごすのは大変と推測できます。

 

そうした人を考慮して2次避難所「福祉避難所」が予定されています。

 

 国は福祉避難所の発災直後の設置を推進していますが、

枚方市の場合、まずは1次避難所へ行き、

ここでの避難生活が難しいと判断された人が、

その後福祉避難所に移動する、という流れになっています。

 

 福祉避難所は市の施設としては

枚方市駅前の「ラポールひらかた」と

津田にある「総合福祉センター」

の2か所です。

 

あとは市内の介護施設23カ所が登録されていますが、

実際の運用方法はまだ詰められていないようです。

 

みんな、それぞれ自分の家の場合だったら― と想定して考えました。

 

小学校より近いモール街や公民館なども避難所になるといいのでは?

K小学校は浸水するのでは?

少し高い中学校へ行かなあかん。

避難所のトイレも水栓ならいいけど・・・

段ボールベッドより簡易ベッドのほうがいい等々

 

リアルに考えてみると不安が募ります。

 

お隣の交野市ではトイレカーを購入したとか。

全国で連携して利用し合うシステムになっているらしい。

 

「いいよね~、枚方市も買ったらいいのに~」

 

個人での備えも必要ですが、

大きな災害に備えて公の備えを万端に整えてもらいたいものです。

 

来店者が少なかったので、後半はY氏の話。

 

すずらんの母体である「平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会」

に関わった人たちの話に思いを馳せました。

 

本日の飲みもの  ルイボスティ、コーヒー

   お茶菓子  もみじまんじゅう(スタッフのおみやげ)

         洋菓子(いただきもの)、おかき