コロナ感染騒動顛末記
前回のあらすじ
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2022年大みそか
娘から突然の電話があり、「コロナに感染してしまった。二人とも検査して!」に
二人とも慌てて抗原検査キット
結果は陽性だった。
開けて1月元旦、保健所に連絡したが、医師の診断書を持ってきてください。
正月から診察しているところが見つからず、保健所に相談したところ、「緊急診療所で診察を受けるよう」に指示を受ける。
しかし、緊急診療所を訪れたところ、「コロナの診察はしていない」と断られてしまった。
さあ、どうする??
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1月4日になった・・・
1月4日になると医院も開きだし、
コロナに関して「来た人は全員診る。予約は採らない」
という診療所を見つけた。
「そこに行って並ぶのがいいかな?」と、再び、陽性の娘に運転してもらい、出かけた。
まあ凄い!駐車場にいっぱいの人。
道路にまで長蛇の列。
私は第五駐車場の車中で待ち、娘が並んでくれた。
二時間半くらい経ったころ娘から電話があり
「駐車場に並べられた椅子のところまで来たから、気をつけて出てくるように」。
それでカートを押して診療所に行ったのだが、まだまだ中には入れない。
仕方なく椅子が並べられているのでそこに座る。
ところが丸椅子を順に移って行くのは持つところ無しで立ち上がるのがキケンな私には大変だった。
しかしそんなことは言っておれない。建物に入ってからの方がもっと大変。
ギュウギュウの人、ひとで待合室には
コロナの人も・・
インフルエンザの人も・・
一般の病気の人も・・
薬待ちの人も・・
支払いの人も・・
みんな立ち尽くしている中・・・
テレビの音だけが流れている。
エッ!?泣いている子供の声も聞こえる。
「何もかもいっしょくたで大丈夫?」と言いたくなる。
ようやっと奥に入り陽性の写真を見せると、ここでも検査の指示があり検査を受けた。
しばらく待つと呼ばれ、医師の前に。
検査結果は「陰性」で「何の証明がいるのですか」と言われた。
「陽性と陰性の証明を保健所に届け出なければ、ヘルパー等が来てくれません!」
に「それは大変、すぐ手続きをします」
と言っていただいた。
ホッとはしたが、「陰性」と言われて「何やったんやろ~コロナは?」手放しで喜べない複雑な気持ちだった。
ひとつだけ良かったのは、家に出入りして下さっている方々、息子も、誰にも染さなかったことだった。
染す力もない弱いウイルスだったのでしょう。
この診療所では薬を出されたが「療養の間は無料です」にエッ!?と思いつつも「そりゃそうだよな~」が・・・
今、政府は「コロナもインフルエンザと同じ五類にする」と言っている。「そうなると、どうなるんやろう~?」
お正月の間の介護シフトをヘルパーステーションとケアマネージャーとで考えて下さったのにコロナでケア計画が崩れてしまった。
症状が軽かったのと娘の助けがあったのでどうにか乗り切れて笑ってすましているが、
とにかく大変な2023年の幕開けだった。
つづく・・