ゴールデンウイークに入りましたが

皆様いかがお過ごしでしょうか?

ここ大阪では緊急事態宣言中で、このお休みどうしようと思われている方もあるかと思います。

 

せっかくのお休み。普段できなかったことや、

ほんまにゆっくり~してみるのもいいかもしれません。

寒くなったり、暑くなったり気候が安定しない連休となりそうなので、体調にはお気を付けくださいね。

 

「すずらんのつどい」は20159月「すずらんの集い―いっしょに考えてみませんか福祉・介護―」をテーマとしてケアマネジャー経験者を中心に結成しました。

常時メンバーは5名。

拠点は大阪府枚方市の北部、楠葉地区においています。

 

近づく超高齢化社会を見つめ、高齢者福祉の学習、関係者との情報交換、枚方市の高齢者施策についての話し合いなどの活動をしてきました。

 

今回はその枚方市における「福祉施設へのPCR検査の進み具合に」関して、意見を述べさせていただきます。(その2)

 

 

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枚方市への緊急要請書への回答がありましたが・・

3月19日に枚方市から、介護施設への新型コロナ感染症対策の回答がありました。

 

その内容は

1月から 高齢者施設や障害福祉施設等に新たに入所される65歳以上または基礎疾患を有する市民で希望される方に、無料でPCR検査(唾液自己採取)を実施

 

2月から3月にかけて 高齢者施設や障害者施設でのサービス提供時において入所・入居者に直接ケアを行う介護・看護従事者のうち、希望される方に対し、1人につき2回、無料でPCR検査を実施

 

3月下旬から 通所介護施設等の従事者に対しても、無料でPCR検査を実施

ということでした。

 

市の対策は少しずつ前進してきてはいるものの、新たな変異ウイルスに対応するのは難しそうです。

 

私たちは「検査頻度を更に上げないことには感染者を早期に発見し発生を食い止めることはむつかしい」と主張してきました

 

PCR検査については、世界ではいつでもどこででも何度でも検査を無料で受けられる体制がつくられているようですが、日本の場合は検査の量がまったく足りません。

枚方市の感染者数は第4波到来で、毎日50人前後の感染者が発生しています。

 

4月に入ってからでも

4月12日高齢者施設(通所施設)で10人のクラスター

4月16日高齢者施設(通所施設)で9人のクラスター

4月17日高齢者施設(入居施設)で28人のクラスター

と立て続けに集団感染が発生しています。

また、保育所・小学校における感染も頻発しています。

 

市民の会では3月24日

 

①4月以降も定期的に検査が受けられるような仕組み作りが必要。

 

②「かかり増し経費等」の支援はあるが、クラスターが出た事業所では、上限をはるかに超える財政的支出となっていて支えとなっていない。

個々の事業所の実情にあったきめ細かな支援が必要で市独自支援が必要。

また事業所への「報酬加算」は、利用者が負担することとなり、制度としては変です。

 

③「入院・宿泊・自宅療養などの措置に伴う不利益があった場合の保障を行うこと」という要求に対して『適切に対応していく』ではなく、対応策を具体的に示すこと。

 

④介護施設への支給・支援は、個々の事業所の実情にあったきめ細かな支援が必要。

 

等の要求を改めて提出しましたが、今の事態は恐るべき速さで進んでいでます。

 

 

4月25日には、緊急事態宣言が出されましたが・・ウイルス感染は更に広がる事態が想定されます。枚方市がどのような『介護事業対策』を採るのか今後も追及が必要です

 

少なくとも厚労省が指導する「感染制御・業務継続支援チーム」を早急に立ち上げて、地域包括支援センター(枚方市内に13箇所あります)と連携した介護施設支援体制を構築してほしいと思います。

 

 

追伸

 

3月24日に枚方市へ提出した要請書には、4月22日付けで回答がありました。その内容は、また後日に報告致します