緊急事態宣言の一部解除がありましたね。
ですが、新型コロナウイルスは「0」になったわけではありません。
引き続き、基本の予防を続けて、できるだけ3密は避けましょうね。
新型コロナウイルスの影響で、日々大変な生活をされていることと思います。
緊急事態宣言が4月7日に出されてから、5月6日までとされていましたが
首都圏は5月31日までに延長されました。
PCR検査が増えず、休業要請はあってもそれができる
財政的援助がなければ休みたいのですが、休むに休めません。
しかしこの自粛要請で、休業したり、続けていても収益の落ち込みは想像以上になっています。
スピード感を持って減収分を補てんして欲しいのに、
なかなか支援の手が届かないのが現状です。
今回のコロナ禍で、仕事を失った方や、収入が大幅に落ち込んだ方、
教育の機会が奪われた方、介護や医療が困難になっている方、
子育て等に大きな負担がある方など私たちの生活が大きく変えられてしまいました。
介護の現場でも、施設が休業に追い込まれたり、利用者が減ってしまったり、
職員が辞めて人手不足が一層深刻になったりとさまざまな影響が出ています。
介護事業所が休業になれば、たちまち利用する方の生活が立ちいかなくなってしまいます。
認知症状の進行や筋力低下、介護者の介護負担も心配です。
5月8日に枚方市に要請書を市民の会(「平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会」)で提出しました。
(以下、抜粋) **************************
緊急事態宣言がだされる中、感染拡大を恐れて休業を余儀なくさ
れる介護施設が増えています。
介護施設が休業となれば、即、利用者の生活に大きな影響を
与え、食事、排泄、入浴等にも支障をきたしてしまいます。
独居や高齢者世帯も多く、認知症の方の介護負担など家族に与える影響もはかり知れません。
また現場で働く職員は、感染の不安を抱きながら
日々利用者の介護にあたっていますが、
万が一にも感染者を出せば休業を余儀なくされるため、
大変なプレッシャーを感じながら、細心の注意を払いつつ働いています。
1.市内で、休業をしたり、事業を縮小したりしている施設があるのか
実態を把握しているか。そのような状況があれば、どのように対応しているか。
2.マスクや消毒液などの衛生用品が全く足りていない。
仕事が休みの日に職員が朝早くからドラッグストアに並んで
買う努力をしたり、国や市から少しだけ支給があったようだが。
介護職員や利用者が安心して運営や利用ができるように
衛生用品を、行政の責任で確保すべきと考えるが対応は。
3.施設の職員や利用者が感染の不安を感じることのないように、
PCR検査を受けられるように、検査体制の拡充や、
危険手当(特別手当)の創設など職員の待遇改善を
市独自でも行い、国にも要望して欲しいが見解は。
4.自粛による利用者減で財政的に厳しい事業所に対し
財政的な補てんや、休業になった場合に休業補償をして欲しいが、現在検討されている内容は。
あらためて5月27日に枚方市への要請行動を予定しており、
その際に回答を示していただくようお願いしています。
現場の生の声が直接行政に伝わるように一緒に声を上げていきましょう。