介護事業所への感染拡大が避けられそうもありません。
最近の介護事業所でのクラスター発生は、
併設されたデイサービスを感染源として施設内へ発生したようです。
 
4月26日時点での大阪府の発表では、
大阪府の感染者1,491人のうち感染経路不明の方が784人、
その濃厚接触者が389人、合計1,173人が感染経路不明です。
実に感染者の79%が感染経路不明なのです。
 
どこで感染したかわからない方々が市中におられるのですから、
2次感染3次感染が発生する確率はずいぶんと高くなっていると思われます。
 
このことが、介護施設へコロナウイルス感染の原因になっているのではないでしょうか?
 
しかも、介護施設は病院ほどの医療設備の環境がない事が多く、
ひとたびコロナウイルスが入り込めばクラスターを防ぐことが困難なようです。
 
隔離する部屋を確保できない施設もあると聞きます。
 
感染を防ぐにはやはりPCR検査等を徹底する体制を急ぐ必要があります。
特に、医療関係・介護関係の方々には、定期的なPCR検査を実施して、
感染拡大を食い止める必要があると思われます。
 
それと併せて、第一波収束後の対応も考えておく必要があります。
緊急事態宣言の解除は5月6日では無理だと思われますが、
一旦は収束に向かうだろうと思われます。
しかし、その次に第二波が必ず来ると覚悟しておく必要があります。
その時に同じ轍を踏まないよう準備する必要があります。