猛暑が過ぎ、朝夕は秋の気配を感じる頃になりました。
虫の声も聞こえるようになりましたね。
まだまだ暑さが続きますが、乗り切っていきましょうね。
さて、9月1日、枚方市長選挙が行われ、
枚方市では伏見市政が2期目に入ることとなりました。
枚方市伏見市政では、
*高齢者のバスカードの廃止市の施設の駐車場の有料化
*バス路線の廃止の黙認
*貸農園の補助金打ち切り等々、
「市民の身を切る行政改革?」をやってきましたが、
選挙の公約では、
*老人ホームの増設
*サービス供給量の拡充
*介護人材の確保には、子どもを対象とした介護イベントの開催
*その他高齢者の居場所づくり
*外出支援、健康寿命の延伸
*介護予防等
を掲げています。
介護人材の確保のために、子どもを対象とした介護イベントの開催では、
計画が雄大といいますか、悠長すぎますね。
さしあたり必要な介護人材の発掘にはほど遠い政策です。
また、外出支援も公約していますが、
バスカードの廃止、駐車場の有料化、
バス路線の廃止などをしているところをみると、何が外出支援ですか!といいたくなります。
「すずらんの集い」では、特別養護老人ホームの増設を要求してきましたが、
行政から補助がでる老人ホームの増設に事業者が手を挙げません。
施設を作ってもそこで介護に就く人材が確保できないので二の足を踏んでいると聞いています。
ホームの増設には、箱物(建物)だけでなく人材の確保が重要です。
介護職員の待遇改善がなければ職員も集まりません。
国は、10年以上勤務している介護福祉士の給与改善をするといいますが、
10年以上働いている職員は僅かで、多くはパートで働き、低賃金と重労働に短期間で辞めていく実態があります。
長く働いてもらうためにも介護の全体の底上げが必要です。
枚方市は国や大阪府の方針をそのまま政策にするのではなく、
「すずらんの会」として独自に改善策を考える必要があります。
誰でも介護保険を受けられる環境を。
そのために市民として考え、提案し、変化を起こしていきましょう。