再度投稿となります。
「すずらんだより」20号1面を少しずつアップしていきます。
介護保険について知らない方も多いと思います。
他人事ではないと、関心を持っていただけたら幸いです。
今日は思わぬ大雨となりましたね。九州地方では災害になり、心を痛めております。
幸い枚方は大した雨でもありませんでした。
ご支援される方、お心をお願いしますね。その上で今一度介護保険について考えていただけたらと思っています。
5月祭でアンケートを実施いたしました。
介護保険制度について市民の中に知れわたっているかについて、アンケートをさせて頂きました。
合計で200個ほどの回答をいただきましたが、回答いただいた方が、家族に介護サービスを受けておられる方が少ない割には、介護保険制度に関する認識は高いという結果となりました。
介護保険制度が、様々な問題を含みながらも、高齢化社会に向かわざるを得ない現実が、介護保険制度に関心をむけさせるからなのでしょうか?
ただ、各設問の中で、「知らない」との回答が多かったものが3点ほどあったので、紹介させていただきます。
一つは、支払っている介護保険料の額を知らない方が極めて多いということです。
二つ目は「介護予防・日常生活支援総合事業を知っている方が半数しかなかったということ。
三つ目は、その事業の目玉ともいうべき「ひらかた元気くらわんか体操」を8割の方がしたことが
ないという実態です。
設問に対する解説を裏面に掲載しましたのでご一読ください。
介護保険制度とは
65歳以上の方が対象ですが、
①特定疾病が原因となって介護が必要であると認定された40歳以上の方も申請ができます。
②厚生労働大臣が定める疾病等の方の訪問看護については医療保険が適用されます。
介護保険料とは
年間所得額によって、15段階に区分されています。
年間所得額が80万円超100万円未満を基準(第5段階)とし、
その年間保険料は67,300円です。
枚方市民の平均年間所得は約342万円ですので(第10段階)
年間104,300円を支払っていることになります。
介護保険料をいくら支払っているかを知らない方が多いのは、
その支払いの仕組みにあります。介護保険料は、給与・年金から天引きされます。
そのため、気づかないうちに支払っているのが実情ではないでしょうか?
そもそも、年間所得が100万円に満たない方から7万円近くの保険料を引き去るのは高すぎませんか?
一度ご自分の介護保険料ご確認下さいね。
「介護予防・日常生活支援総合事業」とは
2025年問題を介護保険費用の抑制で乗り切ろうとする国の施策の中で、要支援認定者を対象に、従来(介護保険の)予防給付として提供されていた「介護予防訪問介護および介護予防通所介護」を市独自の新しいサービスに組み換えた事業です。
総合事業が発足してから2年たちますので、どのようになったのか実態を調べる必要があります。
「ひらかた元気くらわんか体操」とは
「介護予防・日常生活支援総合事業」の中で、市が介護予防の取り組みとして開発した体操です。あまり活用されていないようです。
高齢者よりも、現役世代が体験したほうがいいような筋力が必要な体操です。
市民の方から投稿がありましたのでご紹介します
麻生さん!?
年金だけで生活できないことはみんな知っています
2,000万円ほど足りないことも知ってます。
あなたが報告書を受け取らなくても、お金が足りない事実は変わりません。
だから、みんなお金を使わずに我慢してます。庶民は貯蓄を投資へ吐き出せません!
なぜ「投資」なんですか?
「投資」したら老後は安心なのですか?
(70代年金生活者)
不安、疑問、様々な悩みもあるかと思います。
一つずつゆっくりとお答えできる記事を書いていけたらと思っています。