新緑の美しい季節になりました。みなさまにはお元気でお過ごしでしょうか?
さて、先日の枚方市会議員選挙におきましてはあたたかいご支援・ご協力をいただき、当選には及びませんでしたが、1268票を得ましたことはとても嬉しく、今後の励みにもなっております。

 この票の重みをしっかり受け止め、今後の活動につなげていきたいと思います。

 尚、2月より楠葉に開設しておりました「すずらん事務所」は、4月末で閉鎖いたしました。今後は、市民の広場「ひこばえ」(下記参照)が事務所になりますのでよろしくお願い致します。


      「平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会」
           

        〒573-1197 枚方市禁野本町1-5-15-106

TEL/FAX 072-849-1545


①選挙戦で一番訴えたかったこと

第1は、福祉・介護の職場33年の経験を活かし、現場で悩み、困っ
ている方の生の声を枚方市に直接伝え、介護される方も、介護する方も安心して暮らせる町にしたいということでした。介護保険制度になり、介護の問題は、行政が行うのではなく民間の介護事業所に丸投げされてしまい、現場の声が行政に届かなくなってしまいました。まず、現場の声を伝え、一緒に悩み解決していく枚方市に変えていかなければなりません。 
 

第2は、高すぎる議員報酬の半減と、問題になっている政務活動費の廃止、それで節約されたお金2億円を介護や子育てなど身近な問題に使うべきだということでした。特別養護老人ホームの待機者、1000人以上の解消・低すぎる介護職員の賃金の改善等、緊急の課題だと訴えました。

②選挙期間中の様子

選挙期間中の反響のよさに私自身が一番驚きました。選挙カーから手を振ると、多くの方が手を振り返してくれました。また、街頭演説では、高層団地のベランダから手を振ってくれたり、公園ではヘルパーさんと散歩中の高齢の方が「頑張って!応援します。」と握手してくださいました。家から出てきて握手してくださる方や。元職場の近くではあたたかい激励を受けました。本当にあちこちで温かな支援を感じることができました。

③今後について考えていること


地域を回っていると介護の問題を抱えている方がいかに多いかに気づきます。介護されている方や介護している方等が一緒に集い交流し、学習していける場を作っていきたいと思います。そして介護の問題についての具体的な要望や方向性を明らかにし情報発信していきたい。今後ともよろしくお願いします。



 投稿       松田久子氏の市議選を顧みて       賀数勝次
 

 市議選の支援体制にのぞんでいくつかの疑問を抱いていた。「市民の会」として、複数の候補者を出すことに対して論議が尽くされたのか。当選させるだけの票が確保できるのか。共倒れの危険性はないのかなど具体的な情報が入手できないまま、昨年の9月に複数の立候補擁立の決定された旨を知らされた。
 戸惑いながらも本人との面談や関係者からの情報収集を重ねながら準備を進めていった。ここまで来たらやるしかないと決意を新たに、交流ある友人、知人や現役時代の先輩、後輩、地域の人たちに手持ちの資料から名簿を作成して支援依頼の挨拶状と電話で行動を開始した。

 3月頃から投票ぎりぎりまで資料を持参しての家庭訪問、職場訪問などを行いそれぞれの集票を分析するが、反応がある割には実数がつかめないまま投開票を迎え4月26日の投開票の結果はご周知の通り1268票で当選ラインには到達できなかった。

  しかし、友人や知人や多くの支援者から励ましの助言をいただいた。「選挙の準備期間が短く組織の拡大ができなかった。新人の場合は、知名度がない限り短期決戦は無理。福祉や介護の職種に対しては需要や注目度は高いが、支援や投票までは至らなかった。松田さんの人柄や優しさは伝わってくるが、介護実態をイメージできる押しが欲しかった」などの声がよせられた。
 私自身も選挙活動に関わって多くの支援者から送られた声援に感動を覚えると共に1268票の重みを強く感じた。

 次回の市議選にチャレンジする決意であれば、介護職場でガンバッテいる人たちの声を集約するためにも組織化にむけて地道な情報収集と学習活動が求められている。特に介護活動を展開しているリーダーたちの声「介護職場から政界へ」は職場環境の改善に向けての要望でもあり、あらゆる場面での改善が求められている現状を打破する努力を続けていただきたい。日常的な活動の輪が大きな運動体となって福祉や介護の質、量ともに更なる発展をとげ、市民に寄与することを心から祈念いたします。


  学習・交流会へのお誘い 


 「介護保険法の改訂は、私達にどのように影響するのでしょうか」



 介護を受ける方、介護をされる方、介護関係で働いているみなさん。介護職場では、4月からの介護報酬の切り下げにより、一層厳しい経営状況や人手不足が予想されるとの声が伝わってきています。また、特別養護老人ホームの入所要件はますます厳しくなり、軽度者を介護保険の対象から外していく動きもあります。介護をとりまくさまざまな問題について一緒に学び交流し、少しでも安心できる日々になればと思います。是非 ご参加ください。

     

     日時  6月14日(日) 13時30分~16時
 

     場所  枚方市立楠葉生涯学習市民センター 

                   (京阪「樟葉駅」下車 徒歩7分)
     

     講師  各務勝博さん(京都医健専門学校福祉科教員)          

          

          大阪で障害者施設勤務後、京都でホームヘルバーの

派遣の在宅福祉にかかわる.。

          映画「母ちゃんに贈る歌」にも出演      

 資料代等300円


     連絡先  メール・アドレス:matsudachako@yahoo.co.jp
                      

           携帯電話  :090-9705-5921