香里ケ丘中央公園の美術館問題。地域住民の反対の声。生活の一部になっている緑豊かな公園を何故、市は問答無用でつぶそうとするのか。地域住民に歓迎されない美術館に、将来性はあるのだろうか。その上、毎年、6000万円もの税金が、その維持管理に使われる。それを30年間は続ける必要があるとの事。市は工事を強行するのではなく、計画を白紙にもどし、地域住民話し合うことが、今一番求められてい

る。


 一言いわせて 

  私は松田久子さんを若い頃から知っていましたが、2004年の枚方での無防備条例の取り組みから共に参加することが多く、親しくなりました。久子さんは、一見大人しく頼りなさそうなところがあるのですが、実はとてもよくしゃべりよく笑います。そして実は芯がしっかりしているのです。それは、半年ほど前に市民の会の今後をどうしていくかの話があった時、久子さんは「私でできるなら・・・」とよりよい枚方市にしていこうと決意したことに表れていると思います。この間、彼女はいろいろな集会で発言したり街頭でアピールしたり積極的に行動していてどんどん上手くなってきています。9月市議会での意見陳述は堂々としたものでした。福祉の仕事を永年してきて弱いものの立場に立って考えることと、幅広い年代の方々と話ができることは彼女のとてもよいところと思います。これから初めてチャレンジすることばかりと思いますが、精一杯応援したいと思います。 ★ 戸川 悦子 ★




♡ 福祉について思うこと ♡

先日、下の新聞記事に目がとまった。また、利用者に負担を強いる内容だ。特別養護老人ホーム(特養)の入居待機者は、昨年10月時点で524千人と言われている。特養の入居希望者が多いのは、相部屋の部屋代はほとんど負担がないこともあり、安く入れるということが大きな理由になっている。月15千円の負担増は、年金でほそぼそと暮らしている高齢者にとって大きな負担となる。
消費税を上げても、福祉のサービスは切り下げていく今の政府の福祉政策に、強い怒りを感じずにはいられない。

特養の相部屋 月1万5千円の負担増案 低所得者は配慮

特別養護老人ホーム (特養)の相部屋の部屋代について、一定の所得がある入居者には全額負担してもらう案を厚生労働省 がまとめた。入居者が新たに負担する部屋代の基準額は月15千円を軸に検討する。来年4月の実施を目指す。

 厚労省によると、特養の入居者は52万人で、うち相部屋は32万人いる。4人部屋などの相部屋は居住環境が劣るとして、部屋代は介護保険 から給付され、利用者からは徴収していない。一方、個室の部屋代は原則、全額が利用者負担だ。料金は月35千~6万円ほど。個室入居者や自宅で介護を受けている人とのバランスを取るため、相部屋も部屋代を徴収することとした。

 自己負担となる部屋代は15千円を軸に検討する。ただし住民税非課税などの低所得者には、部屋代分を新たに補助して負担が増えないようにする方針だ。実際に負担増となるのは、夫婦2人世帯で本人の年金収入が211万円を超す人、単身世帯 155万円を超す人、など最大6万人ほどとみられる。厚労省は、相部屋に入る人が払う光熱水費の値上げも提案した。いまは月1万円だ。200510月から据え置かれているが、光熱水費が値上がりしているとして、来年度から1万1千円ほどにしたい考えだ。

見直し案は、29日に開かれた介護報酬 を議論する社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の分科会で示された。介護給付費抑制を目指し、「支払い能力に応じた負担」を求める見直しの一環だ。委員からは「負担の公平性を考えればやむを得ない」などと容認の意見が目立った。同分科会は年明けまでに厚労相への答申をまとめる予定だ。

                     (朝日新聞10月30日)


◇ 集いましょう、語りましょう ◇


自分たちの町の事、子育てのこと 介護のこと いろんなことを自由に話し合う     場です お気軽にお越しください。

連絡先:市民の広場(ひこばえ)072-849-1545


  1127()10時~12    西船橋パルコープ

  1130日(日)14時半~16時半  さだ生涯学習市民センター

  1130()10時~12    津田生涯学習市民センター