古目番所跡から少し先の旧土佐東街道の道案内の所を入って行きます。

相変らず、へんろ道の案内板が無ければどこから登って行けばいいのか分からないですね。

 

道に入って直ぐにシダが覆っている細い道を登って行きます。

 

冬でこれでしたら、夏前からは又シダと雑草と蜘蛛の巣で、かなり厳しい峠越えになりますね。

しかし、この最初の急坂を抜ければ杉と松が有るやや広い尾根にでると、

開けた所に出ます。

 

古目(宍喰)峠に着きました。徳島県と高知県の県境です。

ここには首無し地蔵と言う地蔵と石碑が有ります。

ここから高知県の甲浦(カンノウラ)に下って行きます。

 

最後に来たのが、一昨年の11月だったんですが、

まだ、草を刈る大ばさみが2個置いてありました。

夏場は居るでしょうね。

 

大分下って行くと宍喰の方とは違い、沢沿いに下っていきますので、

岩と石が沢山むき出しています。所々に人の手が入った石の階段も有って、

ヘンロ道の案内板通りに進んで行くと、下の村を守る大きな砂防ダムにでます。

甲浦の一番奥の港に到着です。

その港の横に、甲浦東股番所跡の石碑が有ります。

復路は次回に。