第8回
副部長、ハローキティが気になる。
マイメロではなく、あえて、キティだ。
サンリオが、ディ○ニーを意識して生み出したことは、周知の事実だ。
鼠を倒すには、猫しかない。
サンリオは、諦めなかった。
なかなかダークなプロジェクトXだ。
僕らの愉快なリーダーを、頭からガブリとやってやろうと考えたのだ。
しかし、良く思い出して欲しい。
キティのデザインには、口が、無い。
そ、そんな、馬鹿な!?
コンセプトが、崩壊している。
そもそも、対鼠用猫型決戦兵器の噂自体が、デマなのか。
……いや、違うぞ。
違うぞ、明智君。
本来、キティのデザインには、口があったのだ。
猫の口は、決してはずせない、キューティーポイントではないか。
それが消えた理由。
消えたのではない。
……消されたんだ。
「な、なんだってー!!」
犯人はもちろん、ヤス、ではなく……、デ○ズニー。
金持ち鼠を守るため、……いや、あるいは、金持ち鼠本人の犯行やも知れない。
とにかく、サンリオの最終兵器は、世に出る寸前で無力化されたのだ。
副部長は、この事実に気づいてしまった。
これからの人生は、この啓蒙に捧げる他無い。
しかし、ディズ○ーが、この副部長の危険な叫びを、許してくれるだろうか。
ビッグマウス副部長。
副部長の口が、消える日は近い。