将門塚
先週、商談で大手町に行った際に「都旧跡 将門塚」
を観ました。 都内のビル群の中でここだけ別空間と
いった感じです。(東京都千代田区大手町一丁目2番1号外)
案内にはこう書かれています。
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東京都指定文化財(都旧跡)
将門塚
神田明神のご祭神である東国の英雄・平将門公の御首
(みしるし)をお祀りしております。平将門公は、承平
天慶年間(931~946)に活躍され、武士の先駆けとし
て関東地方の政治改革を行いました。弱気を助け強き
を挫くその性格から民衆より篤い信望を受けました。
またこの地は神田明神創建の地でもあります。毎年9月
彼岸の日には「将門塚例祭」が執り行われ、また5月の
神田際の時には必ず鳳輦・神輿が渡御して神事が行われる
重要な場所です。将門塚保存会神輿も神田際の時に同
保存会の方々により担がれます。現在、同保存会により
大切に維持・神事が行われております。
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将門首塚の碑は焼損するたびに復刻して現在に
至っているそうです。
平将門は
下総国豊田の里(茨城県)で鎮守府将軍・平良将の子として産まれました。
918年、将門は都に赴き左大臣・藤原忠平に仕え、約10年を過ごしています。
そして930年、将門は下総に戻ります。
将門は関東に独立国家建設を目指します。
939年12月、上野国の大宝八幡の境内で将門は新皇となり,
その勢力は常陸、下野、上野、武蔵、相模、伊豆、下総、上総、安房におよんだとか。
江戸時代、この地は酒井雅楽頭の上屋敷の中庭だったそうです。
小学生の時、初めて歴史上の人物マンガを読み、
興味をもったのが、この平将門でした。
この首塚は前から気になっていて、やっとたどり着いた
感じで、変な達成感があります。
見応え度:★★★☆☆








