榎下城(久保城)址
榎下城(久保城)址を観てきました。
(神奈川県横浜市緑区三保町2038、旧城寺)
虎口の正面には旧城寺があります。
入口には2つの案内があります。
案内にはこう書かれています。
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榎下城(久保城)址
・室町初期(1400年頃)築城
・土城様式(石垣を用いる前の様式)
榎下城は上杉憲清が築いたもので、自然の丘陵地を利用し、
内外に空堀りをめぐらし、さらに土を盛って土塁を築き、
大手口には侵入者をまっすぐ場内に入れないために食い違いの
虎口という独特な土塁を築いてる。また、東側の堀には
谷を利用して箱堀となっている。
本丸は一段高いところに位置し、昭和四十年より三回に
わたる発掘調査で櫓跡と城の柱跡が確認された。
上杉憲清の子憲直が永享の乱に足利持氏に加担し、敗れて
金沢称名寺で自決して以来城主については不明である。
その後慶長年間にこの地に旧城寺が開かれた。
また、この旧城寺の寺林は神奈川県指定天然記念物に
指定されています。
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榎下城の概観
また、この旧城寺の寺林は神奈川県指定天然記念物となっています。
虎口にはカヤ、イチョウ、スダジイの巨木があります。
土塁や空掘も確認出来ます。
寺林とあわせるとそれなりに見応えがあると思います。
城跡見応え:★★☆☆☆
寺林とのセット見応え:★★★☆☆




