高勝寺のカヤ
東京都稲城市にある高勝寺というお寺にあるカヤの木を
みてきました。(東京都稲城市坂浜551)
このカヤの木は東京都の天然記念物に指定されています。
本堂の裏側にあり、このカヤの木は雌株[めかぶ]だそうです。
稲城市のホームページをみるとこの木は
高さ約25m、胸高周囲6.3mもあり、都内でも最大級だそうで、
調査によるとカヤの木では全国で12番目の巨樹といわれます。
幹は、約8mくらいまでまっすぐにのびています。
しかし上部はたび重なる落雷のために失われており、
現在は5本の支幹が大きく枝をひろげています。
現在は補強がしてあり、策もあって木に触れることは
出来ません。 写真では太さが伝わりにくいですが、
この前観た、石田寺のカヤ よりも全然大きいです。
ちょっと見上げて観た感じのショットです。
(2枚重ねで感じつかめますかね・・)
隣にある本堂と比べるとこんな感じです。
(しかし補強の網など手入れがいきとどいてない感が
ありすぎてちょっとかわいそうな感じがします・・
これはわざとなのでしょうか? いっけん怖い感じもします・・)
ちなみに高勝寺は新義真言宗に属し、奈良県長谷寺の末寺だそうで、
岩船山大智院と号し、高勝寺所蔵の『岩船山高勝寺手鏡』によると、
応安元年(1368)に鎮海によって創建されたそうです。
また以前は、京都仁和寺の末寺であり、周辺地域に19の末寺をもつ寺院であった。
本堂には本尊の大日如来坐像、釈迦涅槃像、地蔵堂には岩船地蔵、
釈迦涅槃像は東京都文化財となっています。
なかなか分かりづらい場所にありますが、カヤの木は
見応えたがあると思います。
見応え度:★★★☆☆







