ピアノ合わせ

大勢のランナーが参加する東京マラソン開催の都心で、
いつも通り静かな都心の一角の音楽室
思いの外仲間が沢山・・・て4人だけど集まって、
イタリア歌曲集のピアノあわせをしました。
「ジュリオ・チェーザレ」も歌っちゃおうと言う目論見ははずれた
でも、
楽しかった
三週間ぶりにみんなに歌を聴いて貰いました。
・・・とても好評
Nel cor piu non mi sento・・うつろいの心
バロックは、リピートする2番のメロディーに歌い手が装飾をつけて歌う事あります。
アーティキュレーション
それが、どうしても必要な事か、歌い手が自分の歌唱力を発揮出来るように作曲家が容認していたのか、勉強不足で分からないけど、
そうして歌う事が多い。
バロックの様式に乗っ取って歌ってる時はいいんだけど、
まるで違うロマン派のように歌ってるのは違和感があり、
楽譜に忠実に歌いきってしまう方がいいと思う時もあります。

課題だったこのアーティキュレーション、・・好評でした。
まだ、定まらない部分もあるけど、練習で何とかなりそう。
そこに、
今日は伴奏者さんが、ちょっと遊んでくれた

なんとベートーヴェンが、この曲の変奏曲を書いていたんです
間奏にその変奏曲の一曲を挟んでくれて、気分はルンルン
とても楽しい演奏になりました。
たった2ページの短い曲だけど、ベートーヴェンも気に入ったんでしょうね。
賛否両論あるかもしれないけど、
コンサート当日も是非弾いて貰いたいと思いました