昨夜はメトロポリタンオペラ「ハムレット」を見る予定だったけど、
重なる時間に映画「戦場のピアニスト」が放送されていた。
何度見ても、心に迫る映画。
ホロコーストのなか、穏やかな音楽家一家が、収容所そしてガス室へ。
良き隣人が、戦争の狂気で密告者になり殺人者に変貌する中、
良心に守られて生き延びていったピアニスト。
かくまわれた部屋に置かれたピアノ、
思わず、鍵盤に触れずにコンチェルトを夢見て手指を走らせるシーン。
渇望・・・この場面が重く心に迫る。
アップしたシーンは、
形勢が悪くなったドイツ軍将校に出くわしたシーン、
人の心を懐かしむような将校に促されて、
初め恐る恐る、やがて取り憑かれたように演奏、
やせ細り汚れたピアニストが次第に崇高に見えてくる。
このピアニストは生き残り、最後は再び喜びに満ちたコンサートシーンで終わる。

話は全く違うけど、声楽の勉強を始める前何ヶ月か、
朝目覚めると、涙が流れた。
今日、どこかで歌えないだろうか・・・・あせる
カラオケに行けば歌えるけど、望む「自分の歌」は、どこで歌えるだろうか汗
人一倍ボリュームのある声で、マンションでは歌えないし、
胸が締め付けられ喉の奥が苦しかった汗
今は、歌う場ができて、少しずつ、望む「自分の歌」に近づきつつあるけど、
災害や戦争でこの望みが絶たれたら・・・
平和が一番ビックリマーク
今日はカルチャーのグループレッスン。私の乾きを最初に潤してくれた場所。
望むところとは、ちょっと違ってきたけど、
楽しくカンツォーネなど、歌ってきましたニコニコ
うん、幸せラブラブ