母は、私が3歳の頃に父と離婚し、
そこから弟と私を女手一つで育ててくれました。
仕事が趣味みたいなパワフル母さんで、
昼は営業、夜は飲食店でアルバイト、
その他にも知人から頼まれる小さな仕事を
チョコチョコこなしていました。
小さな頃から一緒に居る時間は短かく、
寂しい想いもしたけど、
私達子供の事を第一に考え、
毎日ご飯を作って育ててくれた大好きなお母さん。
そして、今。
私は結婚し、母になる事を望んでいます。
しかし、現状はなかなかうまくいかず。
治療を始めた時、お母さんにその事を
伝えてみました。
すると、
「気にはしてたケド、子供作らないのかと思ってたよー。
治療って痛いんじゃない?お金もかかるし…
今のままでもいいじゃない。やめなさいよ」
と言われました。
母は、物事をとてもまっすぐに見る人で、
気持ちに不器用な人でもあります。
治療の事を涙を浮かべて話す私を見て、
何て言ったらいいのか。とにかく辛いならやめた方がいい。
という気持ちが動いたんだと思います。
母の心配する気持ちは伝わって来たけど、
「やめなさい」という言葉に、
私は、もうしばらくは治療の話を
母にするのはやめにしよう。
と思いました。
そして、今回体外受精でギリギリ陽性反応を
貰い、母に今一度伝えよう。と思いました。
旦那さんからは、
「次の検査終わって、
結果が分かってからの方がいいんじゃない?
お義母さんに余計な心配かけちゃうよ」
と言われましたが、私は、今、
自分のお腹で頑張っている子が
いる内に、母にその存在を知ってもらいたくて、
ここまで私も頑張って来たんだよ。
という事を伝えたくなって、
言おうと思いました。
自己満足ですよね。
自分でもわかっています。
実際、母に言うまでは、
旦那さんの言葉も引っ掛かり、
なかなか言えずに居ましたが、
親友ちゃんに相談したら、
「きっとえみこのお母さんは大丈夫。
むしろ言った方がいいんじゃないかな」
と、親友ちゃん自身が自分に置き換えて
考え、アドバイスしてくれました。
そんな後押しもあり、私は決意し、
母に伝える事に。
母は、一瞬喜んだ顔をしましたが、
数値が低いという事も伝えると、顔を曇らせ、
考えている様子でした。
しかし、その後、いつもの
カラッとした笑顔と声で、
「ふーん。大丈夫!こないだ占いの本で
身近に出産の喜びありって書いてあった!
…気がする♪」
と、励ましてるんだかなんだか
わからない事を言っていました
そのあと、
「やっぱり、治療はお金がかかるし…
いつまで続けるの?まぁ、えみこ次第だけどさ…」
と、以前と同じような事を言われましたが、
母は母なりに応援してくれてるのはわかったし、
秘密にしてたわけじゃないけど、
言えなかった窮屈感から抜け出せたような
気がして、今、母へは、
そこで見守っててくれ。何かあったら言うから
という気持ちです![]()
事細かに治療の事は伝えないけど、
要所要所で話していこうかなーと
思っています。
…
治療は自分の問題でもあるけど、
周囲からの理解や支えがないと
本当に辛いです。
他にもっと辛い思いをしている人も
たくさんいるのに不妊治療で心
ヨワヨワになってる自分を情けなく思う事もある。
心無い言葉や対応に悲しくなることもある。
でもでも、
人は人。自分は自分。
比べちゃいけない。
だって、人それぞれちがうんだもん。
それでも、情けない。悲しいって気持ちが
消えない時もある。
人様の家庭が羨ましい時もある。
なんで自分だけ!と思う事も。
そんな時は気が済むまで泣けばいい。
声を出せばいい。
そして、少し落ち着いた頃に、
そんなヨワヨワな自分を認めてあげる。
だって、気持ちはしょうがないもん。
感性だもん。開き直る。
ありままの自分を受け止められるのは
自分しか居ないし。
そうしたら、また少し、
前を見れるんじゃないかなぁ。
私はそんな感じ
沢山の人、環境、ものごとに感謝しながら
自分を見失わぬよう治療していきたいな。
と思うのです。
今は、子供を望める環境にいる事自体が
幸せなのだ
~♪