長年生きてきまして、色々見聞きしていると、、、ふと思い出す何か、っていうのがあるんですよね。
なぜか印象に残る言葉、景色、人、物、などなど。
いろいろありませんか?
他人が聞くと、しょーもない事。
自分で思い出しても、なんで覚えてるんだろ?みたいなくだらない事。
でも何かの拍子に、ふと、思い出す事ってないですか?
そういうのって、忘れてしまった思い出の欠片なのかもしれませんね。
でまぁ、思い出したらブログに留めていこうかなと思ったり。
ほんとにしょーもないことですけどね。
候補はいくつかあるんですけど、たまたま昨日も思い出したので。
夜、空を見上げて思い出しました。。。
とあるゲーム(FinalFantasy7)のセリフ(台詞)を思い出したんですけどね。
別に主人公のセリフではなく、宿敵や仲間達のセリフでもなく、
言ってしまえば村人Dが話すセリフなんです。
まあ、記憶の中の話なので、厳密には違うセリフかもしれませんが、ご容赦くださいね。
ゲームのメインストーリーの進行が進むたびに、変わるセリフなんです。
作中の街で、屋根に覆われたスラム街がいくつもある都市があるんです。
そのスラム街の1つを歩いている、そのスラムのただの住人のセリフ。
それをたまに思い出します。
この人は、いっつも下を向いて歩いているんです。
で、話しかけると、
「え?なんで下見て歩いてるのかって?
そりゃあ、何か落ちてるかもしれないじゃないか。
上なんかみてても、屋根しか見えないし、無意味だろ。」
と答えます。
貧困な生活なため、なにかお金になるものが落ちてるかもしれない。
よくある普通のセリフですね。
ストーリーを進めていくと、この都市の中の別のスラム街を覆う屋根が崩落し、そのスラム街が壊滅するという事件が起こります。
件の人は、上を向いて歩くようになります。
で、話しかけると、
「上を見てないと、いつ屋根が落ちてくるかもしれないじゃないか。
下なんかみてたら、落ちてきた時、逃げ遅れるだろ。」
と答えます。
・・・上見てても落ちてきたら巻き込まれる気もしますが・・・。
で、もっとストーリーを進めると、スラム街が壊滅するどころか、世界が崩壊するかもしれない、という状況に陥ります。
件の人は、普通に歩くようになります。
で、話しかけると、
「下をみてても、上を見てても、世界が終わるかもしれないんじゃ意味がない。
だから、これからは、しっかりと前を向いて歩くことにしたよ。」
・・・色んな伏線だったり、韻を踏んでいたり、ゲーム的な工夫も影響してるんでしょうね。記憶に残ってる要因として。
くさいセリフではありますし、どこにでもあるセリフかもしれませんが。
なんかちょっと感動しませんか?
心配事は多々あれど、結局、人は、前を向いて、しっかりと歩いていくしかないんですよね。