私は人間観察(?)が好きで、人と一緒にいるのは好きなんだけども、
深く関わって行ったり、輪の中心になるのは嫌いだったりします。
色んな人を見てきて、色んな価値観や考え方に出会ってきました。
最近では「へぇ。こんな考え方の人珍しい。」と思うことも少なくなってきて、ちょっと残念だったりします。
いろんな視点から物事を捉える、ということが大事だと感じることが多々あります。
まだまだ未熟ではありますが、私の視野を広げる工夫、について紹介したいと思います。
視野を広げる、と言ってもそれだけで色んな領域があるように思いますね。
今回は「考えること」「ロジカルシンキング」における、
多角的なとらえ方を“意識的に”実践する工夫、について書きますね。
簡単に言うと、
「反対の立場になる」
ですかね。
・対立意見の立場を擁護してみる
・自分の考えを否定してみる
・発想や立場を逆転させる
討論などでよく実践されるテクニックですね。
あえて、立場を変えてみる。
A案とB案で対立していて、自分はA案を推しているときは、
B案のいいところは何か?
を整理してみるとか。
相手があきらかに変なこと、
自分からみて納得できないことをしているときは、
もしかしたら○○かもしれない。
ありえないかもしれないけど、○○な事情があるのかもしれない。
と考えてみるとか。
思いつかない人は、
なぜそう考えるのか?
で行き詰まったら、
そう考えるのはなぜか?
自分がそう考えるとしたら、どういう状況か?
と考えてみるとかすると、発想が広がりやすいですね。
『視点をずらす』というのも有効ですね。
まぁ、ロジカルシンキングの基本は、
公理(論理の基盤)を共有すること。
条件を整理すること。
論理に従うこと。
が大事ですからね。
そういう基本的なルールからは逸れたテクニックかもしれないですが。。。
人と人とのコミュニケーションには必要となってくるテクニックな気かします。
このテクニックを実践するシーンというか、、、メリットというか。。。
少し説明しますね。
相手と話をしていて意見の対立が発生した場合、
原因はたくさん考えられますよね。
その中でも、
・価値観が違う
・考え方が違う
・感情を優先する
といった場合は平行線をたどることになりますね。
対立状態が話の終着地点となります。
でも
・話の前提が違っている
・見落としがある
・論理の飛躍がある
ような場合はよくよく話を詰めていけば、共感できるかもしれません。
今回私がとりあげたいのは、前者。
価値観、考え方、感情、といった、本来ロジカルではない部分をどう理解していくか、
というところが、工夫の方針になります。
感情もロジカルに考えることができるんですよ?
共感はできない。でも理解はできる。だから対立状態をしぶしぶ受け入れる。
という思考ができると、ストレスもたまりにくくなるかもしれませんよ?