昔、私はビクセンGP(30年近く前に購入)をスカイセンサー3Dとステナビで運用。
ステナビはver5で打ち止め。以後は使っていない。
器材が嵩張るのが嫌で、PCには繋がないし、そもそもスカイセンサー3Dではなく、DDー2で運用。
どうせ32倍速なんだし、DD−2の方がバッテリーが長持ち。(DCモーターを使ったその後のスカイセンサー2000と比べて、唯一の長所は静かなことだけ。)
とにかく普段はポルタで済ませる。自宅からだとたいしたものは見えないし・・・
【さて本題、Onstepについて】
ネットで少し情報は得ていたが、onstep構築にはPCB基板を起こすことが必要。
で、有志で業者に発注した人達がいる。
でも、最近(といっても多分去年)、Arduino megaとCNCシールド、Bluetoothモジュールで、アンドロイドアプリから自動高速導入するシステムの情報があった。
これだと嬉しいことにPCB基板を起こさないで済む。安いし、楽ちん。
【Aプラン】
で、秋についにヨロメク
CNCシールドとWemos R32だけでonstepシステムを構築するプロジェクトが今年になって公開されたらしい。公開に至る経過や詳細は知らない・・私が気づいたのが2021年10月。
wemos R32内蔵のBluetoothで、アンドロイドアプリと通信しコントロール。
なにしろwemos R32(クローン)には珍しく日本の技適を取っているものがある。
(技適・・・経産省が日本のIoTを阻害する元凶。世界中に追い越された野蛮人の電子後進国日本、電子部品が日本で買えないテイタラク。)
本家のwikiでは、余り勧められていないけれど、MT1をそのまま使うなら、新たにモーターを買わないで済むので、とりあえずチャレンジする価値はある。
①wemos R32 500円
②CNCシールドversion3 200円③モータードライバDRV8825
200円×2個
④DC-DC(昇圧)コンバーター 150円
⑤Din8ピンプラグ2個 120円×2個
⑥4芯ケーブル長さ1m×2
200円×2
①~④はaliexpress。⑤~⑥はamazon。なお日本製は⑥のみ
うろ覚えであるが、部品購入額は
全部で約2000円足らず。
【Aプランの作業結果】
一応動作するが自動導入においては、かなりの頻度でステッパーモーターが脱調する。
CNCシールドの電圧やモータードライバの電流調整をウンザリするくらい試したが、安定動作できない。
赤道儀を分解してグリース調整をすれば、脱調の頻度は減るかもしれないが、そういうギリギリのレベルでは安定して使えそうもない。
ひょっとするとユニポーラのステッパーモーターをフルコイルで使うことがだめだったのかもしれない。
・・Aプラン断念
【Bプラン 次のステップ】
購入物品
①マトモなステッパーモーター
nema17 1.8deg/360度
1000円×2個②RAギア及びDECギア
プーリー歯数16枚、48枚を 各2枚
モーター側はシャフト径5mm
RAギア及びDECギア側はシャフト径6.35mm
全部で約1500円
③ ベルト6mm GT2 長さ160mm 2本200円×2本
④航空プラグ、ソケット
各4個 計400円くらい
⑤3Dプリンタで製作するもの
GP用モーターハウジングなど
aliexpressで買えばステッパーモーターもプーリーも凄く安い。
始めから全部aliexpressで買えば速かったなあ。
①~③aliexpress
④はamazon
合計約4300円
3DプリンタのフィラメントはAmazonで購入しているが中国製。
3Dプリンタのデータはthingiversを探索したらいくつも見つかり、モーターハウジングだけでなく、ボード収納ケース、コントローラを三脚に固定する部品なども出力。
自分でCAD設計したら途方もない時間がかかる。
thingiversにデータをアップしている先達に感謝。
途中、3Dプリンタのエクストルーダーノズルがビルドテーブルを傷つけたり、異常終了したりするトラブルが発生。
ファームウェアが悪いのか、スライサーソフトが悪いのか随分悩む。
結局、原因は不明のままだが、スライサーソフトの設定(充填構造)を変えたらトラブルが起こらなくなった。
【BプランでOnstep完成】
速い、安い、素晴らしい。

【感謝の念】
まずは、非常に優れた自動導入及び天体追跡システムであるOnStepの作成者に感謝。またシステムの機能向上や熟度の向上に尽力してくださったすべての方々に感謝。
なお、ビクセンのスカイセンサー3DとMT1は日本が一流だった頃の「電子立国日本の思い出の品」として大事にしまっておこう。(CPUは米モトローラのセカンドソース。日立がライセンス生産)