こんにちは。

オーナーエステティシャンMAMIです。

 
サロンでお客様とお話をしていると、皮膚科学的には必ずしも正しいといえないスキンケアの常識を実践されていることをよく耳にしますガーン汗汗
 
でも、専門的に皮膚を学んだことがない限りそれが間違いかどうかわからない
スキンケアの方法はたくさんあります。何が正しいかはその分野を専門的に学んだ
ことがある人でなければ判断する手がかりすらないですよね。
そして多くのことが白か黒かはっきりと言い切ることができないものが多いので、余計に正しいとは言い切れないことが、あたかも正しいかのように人の意識のなかに入っていくことがありますあせる こういうことは意外と日常的によくおこっていることですが、ちょっと怖いことですよねショック
 
ネット上の情報の99%が広告のための情報といわれています。何か商品を売るために科学的にみせかけて根拠のない理論も多く掲載されているので、現代は便利なようで間違った情報を信じてしまいやすい環境です。
私自身、自分の学んだ分野以外の情報は正しいのか正しくないのか判断することはできる気がしません。世界的な歴史や経済の話など本当は何が信頼できる情報か判断するのは難しいです。
 
ということで、美容や健康に関する知識の中でできる範囲で今明らかになっている皮膚科学や解剖生理学、心理学、栄養学等の範囲を踏まえて、やってもあまり意味のないものや効果があがりにくいと思われる美容法や健康法をまとめていきたいと思います。
少しでも多くの方の不調が改善したり綺麗なお肌を育てることに役に立つなら嬉しいですニコドキドキドキドキ
 
前置きが長くなってしまいすみませんあせる
本日の本題に入りましょうアップアップ
 
さてよくお聞きする、たっぷりと化粧水をつけることが保湿につながるひらめき電球というスキンケア常識爆弾実はこれ、あまり正しいとは言えませんアセアセ
 
 
 
だってお肌に潤いを与えるためには、たくさん水分を与えないと!! と思われますよね。乾いた土にお水を与えるイメージを例にあげながらあたかも正しくみせかけてでっちあげた乾燥対策なんです。怖いですね。
何かを例にあげながら物事を説明することには大きな落とし穴があったりしますえーん
 
これまでを振り返ってみてたっぷり化粧水をつけた結果、お肌の乾燥は改善されましたか?一時的には潤ったように見えますが、翌日にはまた乾燥していたりしますね。そのうち毎朝気がつかないうちに自分は乾燥肌だから仕方がないと意識に刷り込まれていってしまします。
なぜなら化粧水だけでお肌の乾燥問題を解決しようと思うといつまでたっても乾燥肌から逃れることができないからです。
でも多くの方が一生懸命化粧水をお肌に入れ込もうと努力されているんです。なぜか。乾いた土と乾いた肌は同じものだと信じているからです。
 
それでは、土と肌は何が違うのか。
 
土は水を吸収しますが、肌の基本的な機能は水をはじきます。
 
肌はしっかりと水をはじいて身体のなかに異物が入ってこないようにする役割をになっています。お風呂に入っても、雨に濡れても私たちの身体が水分で膨れ上がることはありませんよね。土のように水をぐんぐん吸収するのであれば、入浴のたびにドラえもんのようにまんまるです。
 
いわれてみれば割とすんなりと納得できますよね。
ただ多くの方がこのことを知る機会がないまま、化粧水は肌にぐんぐん浸透するものだと常識のように信じています。
 
次回は、化粧水の特徴と本当の役割、お肌の乾燥を改善してくれる保湿成分入りの美容液やクリームのお話をまとめていきたいと思います。
 
肌は水分をぐんぐん吸収するは間違い、でも肌は一切水分を吸収しないのかというとこれも間違い。たとえばラップなどで水分を肌に密閉させると微量に肌のなかに浸透します。だから、白でも黒でもないんです。
できるだけ正しく表現するなら、肌は基本的に水分をはじく。
今回は、この新しい常識の情報を得ていただけたらスキンケアマスターとしての大きな前進につながりますビックリマークビックリマーク
 
ひとつひとつご一緒に学んでいきましょう。
 
本日この記事を読まれて、それじゃあ化粧水は全く意味がないのかと不安に思われた方もいらっしゃるかと思いますがそんなこともありません。ひとつひとつ理解していくのはちょっと大変かと思いますが、それぞれの役割を理解して上手にスキンケアを使いこなして綺麗なお肌を育ててまいりましょうニコラブラブ
 
本日も最後までBlogを読んでいただきありがとうございましたビックリマーク
 
 
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