不良のたまり場で行われてるクリスマスパーティーにあー姉ちゃんが居ると聞き 
様子を見る事にした私は勇気振り絞って会場に入った。 

やばいなぁ・・番長みたいなのに絡まれたら怖すぎる・・・ 
まあだけど行くっきゃないでしょ! 

お店自体は喫茶店なので大して広くないけどパッと見ただけでも30人くらいの男女が酒盛りしてた・・・ 

酒臭いしタバコ臭い・・・ 
こいつら本当に中高生かよ? 

そして大音量でカラオケが鳴り響いてる・・・・ 

カオスだ・・・・ 


とにかく今はあー姉ちゃんだ! 
あー姉ちゃんどこだ? 

よく見回すと部屋の隅っこでビニール袋を口に当て吸ったり吐いた入りしてる人たちも・・・ 

うは・・・これがシンナー吸ってるやつかwww 
本物見たの初めてwwww 

って!!!!! 

なんとその中にあー姉ちゃんが居た!!! 

マジかよ・・・あー姉ちゃん・・・・・ 


何か腹が立ってきた! 
みんな心配してるのに!あー姉ちゃん! 

私はあー姉ちゃんの側まで駆け寄ると 
声をかけてみた 

「あー姉ちゃんあー姉ちゃん!何してんだよ!」 

「んー・・・GAKUくん?・・・」 

ダメだ・・・ちょと酔っぱらってるみたい・・・・ 
とりあえずシンナー取り上げて話しかけてみる 

「あー姉ちゃん。もう帰ろうよ。」 
「あっはははw何でーいるのー?ww」 
「そういうのいいから!帰ろうよ!」 
「やーだwww」 

そんな押し問答してたら、あー姉ちゃんの隣でシンナー吸ってた男が絡んできた 

「オマエ誰だ?さっきからうるせえぞ!」 

やばいwww怖い人が絡んできたwwww 

「すみません・・・」 

即座に謝るGAKUくん!ヤダwww怖いwwww 

しかしそれにキレたのがあー姉ちゃんだったwwwww 

「あーー!てめぇ誰に文句言ってるんだ!」 

そう言うなりあー姉ちゃんのその男をドンと押した! 

まあその男も激しくシンナー吸ってたせいかフラフラでwww 
あー姉ちゃんに押されて倒れたっきり起きなくなった! 

何だww弱いじゃないかww押せば良かったwww 
くだらない後悔をしてたらあー姉ちゃんが 

「GAKUくん帰ろう」 

マジかーーー!良かった! 

少しヨロヨロしてるあー姉ちゃんの手を掴んで店の外まで脱出に成功 
歩いて帰りました。 

「あー姉ちゃんいつもあんな事してるの?」 

「んー?あー気持ち悪い・・・」 
「いつもじゃないよ。少し酔っぱらって調子に乗って初めてしちゃった・・・」 
「あーでも後悔・・・気持ち悪いわ・・・」 

帰りの道中であー姉ちゃん吐きたくなったみたいでコンビニのトイレに籠る 
コンビニで水を買って、このまま帰ったらバレるから少し休んで帰ろうってなりました。

しかし外は寒いので私の部屋に行くことに・・・ 
こっこれは・・・・あー姉ちゃんが私の部屋に来る! 
ドキドキの予感しかしないwww 

部屋に入ったあー姉ちゃんはほぼいつものあー姉ちゃんに戻ってた。 
よかったなぁ・・・ 

「ふーんwここがGAKU君の部屋かwww」 

ちょwwなんだよww 

「へー窓からしーねえの部屋が良く見えるねwww」 

えwwwそうだったんだwwwしー姉ちゃんの部屋だったんだねwww 
知らなかったwwwwww 

ヤバイwwwブラ姿見たのバレてるのかwwww 

「しーねえに言っておくw」 

えwww何をwwww 

そしていよいよその時がくる//////// 

「今日はありがとね。そろそろ帰る。隣だから一人で帰れるよ。」 

わかった。 

「でもびっくりしたw何でいるのってww」 

びっくりしたのこっちだよ!塾の帰りにさ! 

「ごめんごめん。。もう大丈夫。心配かけちゃったね。」 

うんうん。。シンナーとかマジ辞めてね。 
心配しちゃったよ。 

「心配してくれたんだ。。。ふふ。ありがと。」 

これは二度目のチャンス到来です! 

「心配だよ!だってあー姉ちゃんの事大好きなんだもん!」 

完全に勢いだけど二度目の告白! 

そしたらあー姉ちゃん 

ぎゅーっと抱きついてきた! 
で・・・目が合って・・・・目が閉じた・・・・ 

今度はおっぱいではなく・・・・唇にキスをしました////// 





ファーストキスは 


胃酸と 


アルコールと 


シンナーの 


味でした。 




おしまい


「ねえGAKUくん。少し寄り道して帰らない?」 

想定外のあー姉ちゃんの発言に動揺したものの断る理由も無いし 
「うん。いいよ。」 
「どっか自転車でドライブしようwww」 
「いいねw愛知用水の堤防走ろうか!」 

ってな具合で木曽川から知多まで長い大きな用水路があるんですが、そこの堤防をサイクリングだー! 
2キロくらいの片道だけど終点にはサイホンになっていて丘があり、大したことないけど夜景が見えたりする小さな公園があるのでそこを目指す事に★ 

道中、思春期まっただ中のGAKU君は去年のおっぱいアクシデントがまたあるんじゃないかと、わくわくどきどきwww 
でもこの1年で、あー姉ちゃんのステップ術も上がっており安定した乗りこなしwww 
く・・・おっぱい楽しみにしてたのにwwww 

何もないまま公園に到着w 
もともと人気のない公園だったが、深夜という事もありまったく人がいないw少し怖いくらいw 

田舎町の夜景だったが久しぶりにわが町の夜景を見て、おうおうなかなか栄えてるでわないかwwwとかわけわからない目線で夜景を見ていたらあー姉ちゃんがジーっとこっちを見つめて 

「GAKUくん、しーねえの方が好きなの?」 
「えーwなんでwww誰と誰?www」 

「私としーねえに決まってるじゃん」 
「えwwwwww」 
「ちょっと!真面目に聞いてるの!」 

えwwwwこれは・・・・なんだこのパターンはwwwww 
まさか!いけるタイミングなんじゃないのか!? 

「いや。しー姉ちゃんは好きと言うか憧れみたいなもので・・・」 
「憧れみたいなもので?」 
「だから・・・どっちが好きかって聞かれれば・・・・ぁ‐・・姉ちゃん」 
「ンフフー聞こえないw」 

「あー姉ちゃんが好きだよ!」 

「ホント?うれしい/////」 

勢いで告白してしまったwwwwwwww 
これはもういくっきゃないっしょ!!!!! 

「GAKUくん・・・いいよ/////」 

あー姉ちゃんがゆっくり寄り添って・・・そっと目を閉じた・・・ 

やばい!GAKUさんの心臓が爆発しそうだwwwww 
落ち着けるはずもないが意を決して 
私はそっと・・・・・ 



おっぱいを揉んだ//////// 



「ちょ!!!何すんのよ!!!」 

ばちーん! 

一瞬何が起きたのかわからなかったが 
あー姉ちゃんに思いっきりビンタされたwwwwwww 

「もう!何考えてるのよ!!!最っ低!!!」 

えwえwえwwwwww 
おっぱいじゃないの???? 

しまったwwwwあー姉ちゃん=おっぱいの発想しかなかったwwww 
これはひょっとしてキスだったのか?wwww 


「もう帰るよ!」 
へい! 
「今日の事誰にも言っちゃダメだよ!」 
へいさーせん! 

ぷんすか怒ってるあー姉ちゃんを家までマッハで送り私も家路に着きました・・・・ 

このおっぱい事件以降あー姉ちゃんは口も聞いてくれなくなったwwwww 
しー姉ちゃんに何かあんた達あったの?なんて聞かれたけど言えるわけなかった・・・ 


夏休みも終わり2学期が始まった。 
受験勉強も大詰めでケンジと学習塾に通う日々だった 
学校で勉強して塾でも勉強・・・・ 

はあ・・・受験ってつまらないでござるよwwwww 

そうは言っても受験は待ってくれない・・・ 
つまらない日々ながらもどんどん過ぎて行き 
早くも12月クリスマスになった。 

はぁ・・・受験生はクリスマスも塾でお勉強ですか 
世の中は浮かれてますが切ないもんだね>< 

そして塾も終わり帰り道の事 
地元では不良の貯まり場になってる喫茶店ライムライトの前を通った時だった 

「おいwGAKUじゃねえかwww」 

うげ・・・嫌な奴に会ったな・・・・ 

同級生のアツシだった・・・・ 
こいつ根性無いくせに不良してて悪い先輩たちとつるんで感じ悪いんだよなぁ・・ 

「真面目に受験勉強ですかい?ww」 
そうだけど? 
「クリスマス勉強とはww今クリスマスパーティーやってるけどwwくるか?ww」 
はぁ?行くわけないだろ! 
それにオマエ…酒くさいし・・・タバコ吸ってるし・・・・ 
大丈夫かよ・・・・ 

「はっはwwそれより。あー先輩もいるぞwwオマエんち隣だろwww」 

なーーーにーーーーー! 
あー姉ちゃん・・・何やってんだよ・・・・・ 

つづく

時間は少し進んで夏休みになった★ 
部活も引退して受験モードまっしぐらな私のはずが高校どこ行くかすら決めていない状態だった。 

この頃の心境はしー姉ちゃんのおっぱい・・・いや純白ブラを目撃してからは、しー姉ちゃんにホの字であったw 

そんなGAKUさんに朗報が舞い込む 
春先から自動車学校に通っていたしー姉ちゃんが見事免許をゲットしたらしく、地元にある成田山犬山別院に交通安全のお守りを買いに行くので、GAKUくんも一緒に行って合格祈願のお守り買わない?ってお誘いがキター! 

行きますやん!行きますやん! 

これはデートに誘われた様なもんでしょ!わくわくしながらしー姉ちゃんの運転するアルトに乗り込みいざ出発! 

女子大生のしー姉ちゃん車運転してるとかマジ大人や・・・・ステキすぎる! 
普段おとなし目のしー姉ちゃんだが2人っきりというのもあるのか、いろいろ話してくれた★ 

成田山に着くとお参りを済ませ。お守りを購入^^ 
するとしー姉ちゃんが「お抹茶でも飲んで行こう!」とか誘ってくれた 
お抹茶飲んだ事無いけど余裕っしょwwwww 

とか思ってたらクソ不味かったwwwwwwwwwwwwwwww 
なにあれwww毒?wwwwwwww 

でも思春期まっただ中のGAKUくんはしー姉ちゃんの前で苦手なそぶりも出来ないので平静を装うw 

抹茶アイスや抹茶オレなら美味しく頂いた事があるけど本物の抹茶がこんな味とはwww
見た目フワフワで甘そうなのにwwww苦いしwwwww激マズwwwwwww 
なにあれwwwwwww毒?wwwwwwwwwwwwwww 

「どう?おいしい?」何故か心配そうに見つめてくるしー姉ちゃんwww 
「うんwおいしいwwwww」 

思ってたんと違ーーーうと心では思ったが言えなかったwww 
想定外の苦行があったが、しー姉ちゃんとのデートたっのしーーー★ 
そして帰り道・・・ 

キャッキャ話してたしー姉ちゃんが突然、少し真面目な話していい? 
って言いだした。 
何だろうと思ったら、あー姉ちゃんの事だった。 

最近悪そうな友達が増えた事 
お店の手伝いをけっこうサボって夜でも遊びに出てる事 
親とそれで喧嘩してる事 

などなどあー姉ちゃんの心配をしているみたい。 
もし何か聞いたり見かけたりしたら教えてほしいと言われた。 

そうかぁ・・あー姉ちゃんどうしちゃったんだろうなぁ・・・ 
うん!わかったよ。何かあったら報告するね! 
そんな心配しなくていいさ。大丈夫大丈夫って根拠の無い励ましをした。 


中学3年の夏休みって意外とつまらない・・・・部活無いし・・・みんな勉強してるし・・・・ 
少し焦った私は店の手伝いをしながら学習塾に通う事にした。 
もちろん悪友ケンジの誘いもあっての事だけどw 

そんな夏休みの後半に差し掛かった頃、今年もあー姉ちゃんがお店に来たんだ 
夏祭りの帰りに寄ってくれたあー姉ちゃんっは、去年より大人っぽくさらに不良っぽくなってた・・・ 
髪は金髪だしピアスもしてるお化粧もしちゃって。。。 

でも話すと私の知ってる優しいあー姉ちゃんなんだよなぁ・・・ 
「あー姉ちゃん去年もお祭りの後焼きそば食べに来たよねwww」 
「そうだっけ?思い出したww恒例行事みたいな?www」 

「そういえばGAKU君しーねえと成田山行ったんだって?」 
「いったよwしー姉ちゃん優しいし好きやわwwww」 

「へーw好きになった?しーねえモテるんだよなwww」 
「そうなんだwwまあ憧れ程度っすwww」 

「ふーん。。。」 

少しむっとした感じもしたけど、久しぶりにまともにあー姉ちゃんと話した。 
そしてお店も閉店の10時になったので、あー姉ちゃんを送って行く事に。 

今年も変わらずスッテプの二人乗り自転車でGOGO 
今回はおっぱいタイムあるのか?wwwww 
しかしここで思いがけない一言が! 

「ねえGAKUくん。少し寄り道して帰らない?」 


つづく