モノを考えるというのは、よくよく考えてみると頭の中でどんなことが起こっているのか、見えないだけに不思議な営みだなと思います。
しかし、思考には一定の流れと性質があるように感じます。
その「思考の流れ」のイメージすることで、今の自分がどのような状態なのか、また、必要な対処は何なのかが分かると思います。
<思考の門をメンテする>
思考の流れは、まずは門が開くところから始まります。
この時に、門が錆びついていたりするとうまく開きません。
頭がぼーっとしていて、なんとなく考えることができないとき、それは思考の門の開きが悪いときなのかもしれません。
また、自信をなくして無力感に囚われているときなども、物事を考えたり、憶えたりということができないので、対処が必要です。
門が開くように、錆を取る、油をさす、などメンテをしてあげましょう。
これは、寝て頭を休める、ストレスを遠ざけるなどの対処により、考える気力を取り戻すということを意味します。
<思考の門を開く>
そして、意思を持って思考の門を開きます。
これは、考え始めるとこうことを意味します。
丁度、川の流れをせき止めている門の上にある、ハンドルを回して門を開くような感じです。
思考の門を開くときには、少し力が要ります。
この力を入れるのが大変なので、ここであきらめてしまったり、面倒さくなってしまうこともあるかもしれません。なので、ここはがんばりどころです。
回り始めたら、ある程度、勢いをつけて回し続けて、一気に開いてしまうのがコツです。
<思考が流れる>
門を開けたら思考は一気に流れ始めます。
上手く調整しないと、その流れにのまれたり、思わぬ方向に流れていくので、自分で流れる方向を付けてあげるのがコツです。
その時、力づくで方向を変えてもいいのですが、流れに沿うかたちで流れの方向を変えてあげると、スムーズにいくかもしれません。
それは、考える方向を、自然な形で指し示すということです。
行きたい方向をゆるりと指し示すような感じです。
<思考の結果>
そして、思考は流れるなかで、いろいろなものに触れ、時には巻き込んでいきます。
そのときどきで色も変わり、形も変わり、流れていきます。
どこをどのように流れるかによって、その川の流れと、水の様子が決まります。
これは、体調、精神状態、思考の環境、思考の方向性などを指します。
途中で泥を削るような流れだと、水は泥で濁ってしまうかもしれません。
反対に、湧水が高原の木々の下を抜けて流れるなら、とても澄み切ってミネラルを含んだ美味しい水になるかもしれません。
こうして、水が川を流れるなかでいろいろなものを取り込み、影響を受けるのと同じように、様々な環境を通り、流れてきた思考が、思考の結果となるのです。
「思考の門をメンテする」「思考の門を開く」「思考が流れる」「思考の結果」
今、自分の思考がこの流れのどこにいるのか。
そして、この流れを思うとおりに流すには、どのように対処したらいいのか。
この川の流れをイメージしながら、対処してみようと思います。