(今日のお話はすこしオマージュ入ってます。かなり長いです)
最近、どんなことで悩んだ?
▼本日限定!ブログスタンプ

このスタンプのおじさんがソクラテスなのか
プラトンなのかアリストテレスなのか悩むわ。

ハイデッガーだよ。
*

今日は森の小屋にキャンプに来ておりましてカレーでーす!

わーい!

そして熊ちゃんにプレゼントがありまーす!

わーい!!

綺麗な蒸留水が無限に湧いてくるゲヌークの壺です!
のちっちゃい版。

実用性高ぇな。

うれしい????

うれしいうれしい。

もやっとすることがあったら僕にぶっかけていいよ。

は?
←びしょぬれ早いよ。

カレー用じゃないんかい。

今ご飯炊いてるところだから。

承知のすけ。

ところでここに机がありまあす。


こんこんと樫の机を叩くときかしのつくえは私をたたく

これまた難儀な。

でもこの机ってほんとにここあるかしら?

あるじゃん。ほら。(コンコン

ほんとかな~?

強く叩くとゴンゴンするよ。

衝撃を弾き返すだけの幻かも。

えー?じゃ、燃やしてみよう。

燃えるはずだけど、それも含めて幻かも。

虎ちゃんにぶつけて確かめよう。

ぁん、痛いからだめぇぇ。

痛いってことは本当にあるってことだよね?

ぜんぜん。ちがうよ。

・・・・・・・・・・・・・・。(モヤ
←びしょぬれさっそくゲヌークの壺が役に立っておりますなぁ。


夢の中でも痛いよね~。
つまり知覚は疑わしくて「ある」って証明にはならないの。

ほう。

よくほっぺたつねって痛い!ってやるけど、
夢の中だったらけっきょくわかんなくて。
死の恐怖もなにもかもホンモノのように感じるもの。
明晰夢じゃない限りね~。

そー言われちゃうと困る。

物質なんてこの世界には存在していないかも。

えー。

存在してるっぽく見せかける神の思念があるだけかも。

神とか言い出しちゃう?
この世界はぜんぶ夢と幻で出来てる?

コンピュータの中かも。

シミュレーション?そうなの?マジ?

そうだったとしても、確かめる方法がなさげ。

言いたいことはよおく分かった。えい。

分かったって言いながら水ぶっかけるのヒドイ。

どーすればいいわけ????

さぁ、どうしたらいいんでしょう????

・・・・・・・・・えいえいえいえいえい。
←ビショビショ考えよう。
←水充填中おお。そうね。

考えている行為と主体はきっと確かなものだから。

お?

あと実測しよう。

はい?

この世界が、どこまでホンモノで出来ているのか。
あと、何で出来ているのかも、調べるの。
調査兵団よ。

ふーむ。

水平線の向こうは崖になってて海水は流れ落ちてると
思われてる時代もあったけど、今はそうじゃなくなったよね。

地球は丸いっぽい。

重力があるんだよね。
物質は根源的にも丸い事が分かってきたよね。
でも、あまりに小さい物質は波のようにもふるまう。
さらにいくとヒモみたいになってるかもしれない。

ふむむ。

電子のようなめっちゃくちゃ大きい物質でさえ
波のようにボヨンボヨンしていて
どの場所にあるのか定まっていない事が分かってきた。

誰も見てないときはサボってるのよ。

ね!
観察した瞬間にどこにあるか定まるんだよね。
そして粒子のように固定する、その瞬間は。

でも、なんで見る人がいるかどうかで変わるのよ。

さぁね?
言葉と同じかもね?ともかく、世界観がそうやって
変わったのは科学の仕事のおかげなんだよね。
ふたつの調査があるんだよね。
内側に向かっていくのと
外側に向かっていくのと。

文系と理系みたいな。

理系がかなりがんばってくれたね。
この世界、宇宙がどうなってるか
現在進行形ですこしづつわかってきてる。
どこまでいってもぜんぶ神様の掌の上?って
疑問はついてまわるけど、
行き着くとこまで行けば答えが出るかも。

文系はなにやってるの?えいえいえいえい。
←ビショビショ文系だって必死だったんだよ!

はい。

自分自身に目を向けて
連続性を保った記憶をデータとして調べていくと
すごく大事なことが分かってくるよ。

考えるというより調べるのね。

行動の選択によって
自分を変えられるということが分かってくる。
神様はそんなにヒマじゃないから50億人の
些細なストーリーをぜんぶ操るなんてことしない。

つまり?

人はどう生きるか、自分で選べる。
わりと。

あぁ。
ここが夢の世界だったとしても自分のやってきたことに
意味があると感じているならかまわない。
いつか夢が覚めるまで。肉体と思考が終わる時まで
自分の選んだものによって
自分自身に意味を与えて生きられるの。
疑わしいとされる知覚にも主体的に意味を与えたらいい。
誰かから与えられたものではなくて
みずから意味を与えていくの。
「他人は美しい赤だと言うけど、今、私の立っている
階段の陰からは花瓶に生けた薔薇は黒く、
葬列の寡婦のように見える。」それでいいの。
それが文系の、表現の、仕事だったから。
どんな鬱屈した人生と視座、
どんな世界に生きた事にも意味があるんだという。
人間の魂を救うための学問なの。

うーむ。

天体観測をするように望遠鏡を自分に向けよう。
そして思考の主体、観察の主体を掴み取る事、
自身の存在を確立する事。
それが今日のアレですっ!!

でた、今日のアレ。

じゃー、ここに机はあるかしら?

そうねぇ。
とりあえずツボを置いとく。お腹すいちゃった。
おしまい。
*今日の短歌*
こんこんと樫の机を叩くときかしのつくえは私をたたく
あちあちのカレーをふうふうゲヌークの壺から水と思想を注ぐ
ないがあるつくえをなででなめらかにうつわをそろへ食卓とよぶ
年輪を数える指の時渡り樹々と偉人の言葉聞こゆる
醒めたとき引き継ぐこころ疑わず再度生まれるからだ横たへ
深層の鱗と記憶一枚を惜しく喪い浅瀬へ昇る
還るべく花瓶の薔薇は散るだろう月影を吸い真珠となりて
樹のいのち踏むを迷える人はみな夢に彷徨い小屋の戸を引く

水をぶっかけられる気持ちがよくわかったよ。

ぶっかける人の気持ちがよぉくわかった。

時を超えた交流だね!
ところでソクラテスはショタも好きだったらしいよ。
ショタの良さがわかるとはさすがだよね、ゲヘゲヘゲヘ

・・・・・・。ツボ、持ってくる。

ちょ、ま、ちょ
