簡易コーティングとは?


今回はズバリ、利用している方が最も多いかもしれない簡易コーティングについて。


簡易コーティング(主に撥水剤やレジン系、スプレー式コーティング)の膜厚については、一般的にナノメートル(nm)単位の世界であり、非常に薄いのが特徴です。


その厚みは0.01μm 〜 0.1μm(10nm 〜 100nm)程度と言われています。


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人気の理由は膜の粘り強さとムラの出にくさ⁈



数値のイメージ

1μm(マイクロメートル)が1,000分の1mmであることを考えると、簡易コーティングの膜厚がいかに繊細か分かります。

※全ての簡易コーティング

よく

「塗り重ねるたびに強くなる」

「重なることにより艶が増す」


コレは本当です。


ただ、注意が必要なのは重ねた分100%積み重なって厚くなるわけではありません。

100回塗ってガラスコーティング皮膜のように厚くなるのかと言えばそうではありません。

0.00001ミリを何回塗ろうとも、前回塗った分の余剰分(脆くなった分)が溶け落ち、新たな層が付着しているからです。



知っておくべきカタさ


そして簡易コーティングは「柔らかい」という事も知っておいた方がいいという事です。

ガラスコーティングは一般的に6H〜9Hなど「モース硬度」による硬さの判定があります。ダイヤモンドが10Hです。


たまに見かける13Hなどは新しく細かく定義された「新モース硬度」(ダイヤモンド=15Hまで)による判定です。


「ガラス系」コーティングの主成分は

シリコーン系樹脂です。

なんとモース硬度に当てはまりません。

ゴムなどの軟物質判定の部類に入ります。



簡単に言うと樹脂を溶かして塗布し、溶剤が飛んでそこに残っている。という感じでしょうか。


艶を出すために石油溶剤成分が多かったりするので、ヌルヌルするのはそのためです。

パーツクリーナーですぐ溶けます。


かと言ってそれが化学的に塗装に対して影響を及ぼす事は少なく、大きなデメリットはありません、ただ、傷んだ塗装には注意が必要です。



SiMASSE的に感じるデメリットは

「ガラスに垂れて堆積する」

という事でしょうか。



シマッセで施工する、簡易コーティングに疲れた経年車のウィンドウの隅々に固着しています。

もちろんガラスの視界不良も引き起こします。

ガラスをポリッシュすれば

交換したかのような透明度が蘇ります。

それだけ薄く、薄ーく堆積するんです。


特にワイパーカウルトップと呼ばれるフロントウィンドウ下端に、ビーチのように堆積します。


👆上の写真はすっぴんにした状態です。


堆積した簡易コーティングは砂やゴミも含んでいて、物理的にケレンするか溶かすしかなくなります。アルカリ性でも溶かすことができますが非常に時間がかかります。


ルーフなどから余剰分が熱や雨と共に溶け落ち、知らず知らず積み重なった状態です。

そしてここまで読めばピンと来られますでしょうか?


最大のデメリットは

汚れも共に閉じ込めていく

ことなのです。


ハッキリ言って使えば使うほどどんよりしていくイメージです。


それが好きな方や、高いガラスコーティングするより全然OK🙆よ!


なら問題ないのですがさらに、

傷埋め成分で傷が無くなっていくかと思いきや、その柔らかい性質で傷は増えやすい傾向にあります。

柔らかい皮膜なので少しの埃、突起での擦れを防げないのです。



まとめ

と、

さんざん簡易コーティングについてデメリットを述べましたが

メリットは

・手軽

・費用が抑えられる

・好きな艶が選べる

という事は間違いありません。



以下にまとめてみました。




ガラスコーティングはメンテナンスが嫌、

そんな費用は一気に出せない。

という方でも実はまだできる事があるのです。


それは

ボディ研磨する。です。


下地処理はガラスコーティング専用ではありません。

簡易コーティングにも最大のメリットがあるのです。


・平滑度が上がり、液の使用量が減る

・平滑度が上がり、塗布後のふきあげ時の擦り傷が減る

・簡易コーティングの持ちが良くなる


効果があるのです。


研磨のみ施工してくれるお店は多くありませんが、一度お問い合わせしてみてはいかがでしょうか?


シマッセでは研磨のみも承っておりますので、ぜひご相談ください。

作業報告書に事前塗装膜厚診断と施工後の塗装膜厚測定結果もお渡しして安心確実な施工を行います。


愛車を長持ちさせる秘訣が当店にはあります。


次回はコーティング業界を席巻する、キーパーについて、ユーザー目線でお伝えします。



シマッセでした〜