久しぶりの投稿、失礼致します。
自力整体の師匠のオススメの映画を見てきました。
今の世の中は、ネットで予約し、スマホに送られてくるバーコードを入場口の機械にかざすだけ!
あらー、ビックリです。
会場は平日昼間でも、結構なお客さんでシートを隔席空けた状態で、ほぼ満席くらいで、年配の方が半分、私よりも若めの方は20~30%くらいかなというところ。
ちなみに、私の年齢は57歳です。(笑)
テーマは、孤独死かな。
亡くなられた方の身寄りや家族がない、または、居てもご遺体を引き取りに来ないとか、何らかの事情があり、拒否される。
するとご遺体はどうなるか?というと、警察にて事件性があるかを調べ何もなければ、市役所に連絡、その後はその市役所にて対処されるということらしいです。
身元が分からない方やご遺族の引き取りがない場合に動く市役所の担当者が主演の阿部サダヲさん演じる牧本さんです。ちなみに、係の名前は、「おみおくり係」です。
その牧本さんは、日常生活から人との対応から、自分法則があって、ルーティンを壊さない、ルールを守る(人が介入すると、たまに反応が遅くなる)衝動的になると突っ走ってしまうことがある、世間話がスムーズに流れない、特徴をあげるとキリがありませんが、とても素直で実直で愛らしい方でした。
人とのリアルな繋がりに欠けている世の中で、孤独や家族とのつながりや関わり方が、ある一人の方の人生を振り返るような形で表現されていきます。
その方の人生を紐解いていくのが、牧本さんなんです。見ず知らずの人のために自分の出来うることをする、なかなか誰にでもできることではありません、
根底にある愛を感じさせられます。
そして、牧本さん自身が、人との触れ合いによって、刺激され愛に気づいていくんです。
突飛なエピソードに感嘆し、
赤ちゃんを抱っこして独特な感触や匂いに触発され、
人を愛すること、生きる喜びを享受する場面があちこちにあり、心があたたかくなります。
ネタバレになるので、あまり書けませんが、満島ひかりさん、宮沢りえさん、宇崎竜童さんをはじめ豪華な俳優さん女優さんも、素敵でした。
ぜひ、お時間があれば、見ていただきたい映画です。
牧本さんみたいに、ここまで自分の世界に浸れて生きていけるって、ある意味幸せなこと、幸せな生き方なんじゃないかなとも感じたのですが、人とのつながり、温もりに気づけて、これまでの人生の景色の見え方がガラリと変わることが起きる!ということ、自分が望めば出来ないことは何一つないよ!って、勇気をもらえる作品です。
それでは、今日はこの辺で。