昨日のインナーチャイルドセラピーの記事にちなんで、ある気になった女のコのお話。


我が家の南側の窓からは、通行人がよく通るのを眺めることができます。


マンションの1階で、道路をはさんだ向う側には我が家の車が停まってるのですが、車が視界に入るので、通行人にも自然に目がいきます。


しかし、探さずともココに駐車場を借りることが出来て、今思うと不思議な気分です。


しかも2台分ですよ。並んでます!


探すことなくやってきたご縁だったな。

たまたま空いてたんだっけか?


前置きはさておき、この窓の外の道路には、様々な方が行き交います。


よくよく注意を払っていると、同じ方が同じ時間に通ります。


会社に出かける方、散歩をされている方、ご夫婦でリハビリ?保育園に行くであろう親子連れ。


そうだ、二組のご夫婦を、今では見かけなくなりました。


お一人が歩くことだけに集中されて、その後ろをゆっくりと、あたたかく見守りながら歩かれる年配のご夫婦でした。


私は整体をお伝えしているので、ついついどこがお悪いのだろうか?と見入ってしまいます。

歩行のリハビリをされているようでした。


前に出す足がおぼつかない方は、脳に支障をきたされたことが多いですね。

目で分かりますね。余裕がないんです。

頭と身体がバラバラですから。


今、動かしながら回路をつくろうとされているのです。


お元気であれば良いのですが。


さて、子育ての話。

保育園に向かわれるであろうご主人と娘さん。


ご主人はいつもスーツ姿で、きちんとされた感じがします。

でも手には手作りのようなピンクのカワイイ柄の手提げを持たれている。


保育園に通われる親御さんは、週明けと週末には荷物が多いです。


最初にこの親御さんに気持ちが向いたのは、まさに我が家の真ん前で、ご主人が娘さんを大きな声で叱っておられたからです。


キョロキョロキョロキョロキョロキョロ


私が叱られてる?なんて感じるくらいに、ひと目をはばからずに大きな声で、怒鳴られました!


びっくりびっくりびっくり


女のコは泣きました。あの時にはまだ

2歳くらいではなかったかなー。


なぜ怒鳴られたかと言いますと(多分、私の記憶では)モタモタ歩いていたから。


大人の歩幅と子どもの歩幅は違います。


あの時は、急いでいたのか、機嫌が悪かったのか、分かりません。

でも、ご主人にはそんな子どもに合わせる余裕がなかったんですね。


怒鳴られて泣きじゃくる女のコに寄り添ってあげたいなあと感じましたが、

これは、こちらの親御さんの課題です。


ご主人は、後でバツの悪い気持ちになったかもしれない。


いや、それは躾として当然と思われたかもしれない。


謝ったかもしれない。


情けなくなったかもしれない。


ともかく、子どもは忘れたとしても、何か感じて双方の成長があれば良いかと思います。


しかしながらです。

このくらいのケースはなんてことないかもしれませんが、


子ども時代にこのような、子どもにとっては明らかに理不尽なことをされた場合には、心の傷となって残る。


潜在意識に残るのです。


ご主人の性格でキレやすいというならば、学びの時でしょうし、

女のコには女のコの成長過程があり、急がなきゃいけない訳なんて知る由もないわけです。


それよりも、日頃忙しいお父さんと楽しく保育園に向かう時間でしょうし、ワクワクがある保育園かどうかも分かりません。


その親御さんの背景、バックグラウンドも知らずで私の妄想に過ぎませんが、


ああ、健やかに育ってほしいなと願わずにはいられなかったです。


ひょっとしたら離婚されて、父子家庭かもしれませんよね。

まあ、そしたらご実家の両親が総出で孫を可愛がるかな?


お母さんは、朝早くに出掛けなくてはいけない仕事かもしれない。

夜勤のある看護師かもしれない。


気にしてる時にしか見ない親御さんでしたが、

ある時に、随分と成長されていた女のコとご主人を見ました。


仲良く並んで歩かれていました。あたたかい感じで、娘さんのペースに合わせて歩かれていました。


女のコ、無理してなきゃいいな。

でも、元気で良かった。


子どもは、親の元にしか居るところがないですよね。

まだ一人では生きていけないから、親に見捨てられるという不安や恐怖をちょっとしたことで感じます。


それが成長の妨げになったり、成人してからも何か上手くいかないこと、うまく生きられないことの原因になっていたりするんですね。


その幼少期のネガティブな記憶や潜在意識に働きかけていき、解放するのが、インナーチャイルドセラピーです。


私のインナーチャイルドヒーリングは、まだまだ続いています。




ゴルフ練習場近くのお花屋さん。

ガーデニングしたくなったら、ココだな!




 

さきさく