私が妊娠を意識しだした頃、ちょうどNHKで、卵子が危ない!とかなんとかいう番組が話題になった。
芸能人もこぞって、妊活!妊活!
私もそれに少なからず影響を受けた一人。
だが。
当時35歳になったばかりの私は、
無知。
そう、妊娠や、出産について、まさに!
無知な女。
検診や、検査の為に病院などにも行ったこともなく、
妊娠?
すぐ出来るでしょー?うちのお姉ちゃんも高齢出産だったしぃ~♪
なんて、今だったら頭を叩いてやりたいくらい呑気な感じだった。

まぁ、でもブライダルチェックもかねて病院に検査にでも行くかぁ~。
すぐ出来ますよ!なんて言われちゃったりして。ふふふ。
と、近所のレディースクリニックへ。

ここで、
まずは血液検査。
検査を受けた事がある方はご存知かと思うが、
ホルモンのバランスなど様々な事が分かるのだが、
別料金で、
卵子の残りの数を大体数値で計れる検査があると伝えられる。
年齢も年齢だし、受けてみませんか?
と提案され、
あ、はーい。
なんて軽い気持ちで受けた。
AMH検査。血液検査ですぐ分かる。
身体は丈夫で、生理も順調だし、
卵子たくさんありますねー♪とか言われちゃうな、きっと。
と、結果を聞きに二週間後の事。
「はい。ひーさんですね。
えー、AMHの検査結果ですが、、、、
ほぼ0に近いです、0、075と出ました。
これは40代後半の数値となります。
残りの卵子の数であって、質ではないので妊娠する事は可能です。
が、急がなければならない。体外受精も視野に入れて治療を進めて行きましょう。」

ん??
えと。。
私が?!

「あの、何かの間違いとか体調とかで変化したりしますか?
もう一度検査しなおしてみたいです。。」
「いや、何度受けてもさほど数値は変わらないですよ。。。」

がーん!!!
頭をハンマーで叩かれたかの様なショックを受けた。
帰り道の事はよく覚えていない。
空がどーんと沈んでいるような。
急に世界がグレーに見えた。
もしかしたら、私妊娠出来ないのか。

そこからはネット検索、検索。
AMH値低くても妊娠
35歳からの妊娠
妊娠しやすい
妊娠初期症状

時間を忘れひたすらネット検索。
マイナスな情報に落ち込み、
頑張っている姿に励まされ。
ただ、ここで私は
不妊なんだ。
と勝手に決めつけてしまったのだ。
心と脳に。

これが、1年半
私を支配してしまった。
この、「決めつけ」を解き放つまで妊娠は不可能だったという訳だ。

続く