相互関税については色々書きたいことあるけど、とりあえず整理の意味で、情報を
まとめてみた。
先週の水曜日にトランプは4/5からすべての輸入品に10%の基本関税を課していた
が、4/9からはニュースでおなじみの「相互関税」がかかることになる。
以下が現時点での「相互関税」の国別相互関税の税率。
相互関税率:104%
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中国(既存の20%、相互関税34%、そして中国の報復措置に対する追加の50%のエスカレーションを合わせた累積税率)。これは米国向けのほとんどの中国輸出品に適用される。
相互関税率:50~59%
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レソト – 50
相互関税率:40~49%
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カンボジア – 49
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ラオス – 48
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マダガスカル – 47
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ベトナム – 46
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ミャンマー – 44
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スリランカ – 44
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フォークランド諸島 – 41
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シリア – 41
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モーリシャス – 40
相互関税率:30~39%
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イラク – 39
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ガイアナ – 38
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バングラデシュ – 37
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ボツワナ – 37
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リヒテンシュタイン – 37
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セルビア – 37
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タイ – 36
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ボスニア・ヘルツェゴビナ – 35
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北マケドニア – 33
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アンゴラ – 32
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フィジー – 32
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インドネシア – 32
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台湾 – 32
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リビア – 31
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モルドバ – 31
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スイス – 31
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アルジェリア – 30
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ナウル – 30
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南アフリカ – 30
相互関税率:20~29%
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パキスタン – 29
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チュニジア – 28
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カザフスタン – 27
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インド – 26
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韓国 – 25
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ブルネイ – 24
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日本 – 24
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マレーシア – 24
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バヌアツ – 22
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コートジボワール – 21
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ナミビア – 21
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欧州連合(27カ国) – 20
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ジョーダン – 20
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ニカラグア – 18
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ジンバブエ – 18
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イスラエル – 17
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マラウイ – 17
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フィリピン – 17
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ザンビア – 17
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モザンビーク – 16
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ノルウェー – 15
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ベネズエラ – 15
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ナイジェリア – 14
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チャド – 13
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赤道ギニア – 13
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カメルーン – 11
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コンゴ民主共和国 – 11
10%の基本関税
アフリカ
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ベナン – 10
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ブルンジ – 10
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カーボベルデ – 10
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中央アフリカ共和国 – 10
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コモロ – 10
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ジブチ – 10
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エジプト – 10
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エリトリア – 10
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エスワティニ – 10
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エチオピア – 10
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ガボン – 10
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ガンビア – 10
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ガーナ – 10
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ギニア – 10
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ギニアビサウ – 10
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ケニア – 10
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リベリア – 10
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マリ – 10
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モーリタニア – 10
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マヨット – 10
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モロッコ – 10
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ニジェール – 10
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レユニオン – 10
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ルワンダ – 10
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サントメ・プリンシペ – 10
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セネガル – 10
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シエラレオネ – 10
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南スーダン – 10
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スーダン – 10
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タンザニア – 10
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トーゴ – 10
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ウガンダ – 10
北米と中米
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アンギラ – 10
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アンティグア・バーブーダ – 10
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バハマ – 10
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バルバドス – 10
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ベリーズ – 10
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バミューダ – 10
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ケイマン諸島 – 10
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コスタリカ – 10
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ドミニカ – 10
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ドミニカ共和国 – 10
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エルサルバドル – 10
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グレナダ – 10
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グアテマラ – 10
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ハイチ – 10
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ホンジュラス – 10
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ジャマイカ – 10
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マルティニーク – 10
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モントセラト – 10
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パナマ – 10
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セントクリストファー・ネイビス – 10
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セントルシア – 10
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サンピエール島ミクロン島 – 10
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セントビンセント・グレナディーン諸島 – 10
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トリニダード・トバゴ – 10
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タークス・カイコス諸島 – 10
南アメリカ
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アルゼンチン – 10
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ボリビア – 10
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ブラジル – 10
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チリ – 10
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コロンビア – 10
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エクアドル – 10
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フランス領ギアナ – 10
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パラグアイ – 10
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ペルー – 10
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スリナム – 10
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ウルグアイ – 10
アジア
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アフガニスタン – 10
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アルメニア – 10
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アゼルバイジャン – 10
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バーレーン – 10
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ブータン – 10
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ジョージア – 10
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イラン – 10
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クウェート – 10
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キルギスタン – 10
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レバノン – 10
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モルディブ – 10
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モンゴル – 10
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ネパール – 10
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オマーン – 10
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カタール – 10
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サウジアラビア – 10
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シンガポール – 10
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タジキスタン – 10
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東ティモール – 10
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トルコ – 10
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トルクメニスタン – 10
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アラブ首長国連邦 – 10
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ウズベキスタン – 10
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イエメン – 10
ヨーロッパ
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アルバニア – 10
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アンドラ – 10
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ジブラルタル – 10
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アイスランド – 10
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コソボ – 10
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モナコ – 10
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モンテネグロ – 10
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サンマリノ – 10
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イギリス – 10
オセアニア
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オーストラリア – 10
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クリスマス島 – 10
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ココス(キーリング)諸島 – 10
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クック諸島 – 10
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キリバス – 10
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マーシャル諸島 – 10
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ミクロネシア – 10
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ニュージーランド – 10
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ノーフォーク島 – 10
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パプアニューギニア – 10
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サモア – 10
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ソロモン諸島 – 10
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トケラウ – 10
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トンガ – 10
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ツバル – 10
その他 / 地域
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イギリス領インド洋地域 – 10
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フランス領ポリネシア – 10
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ハード島とマクドナルド諸島 – 10
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セントヘレナ – 10
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スヴァールバル諸島とヤンマイエン島 – 10
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セント・マーチン島 – 10
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キュラソー – 10
石破は交渉担当に身内(石破グループ)の赤沢亮正再生相を任命したそうだが、下記
の記事どおり、交渉能力は未知数、、
そもそも元は武藤経済産業相が交渉していたのに、このタイミングで身内にする時点
で、交渉することより問題を隠そうする態度がありありとしている。
相手は過去辣腕で知られたUSTRライトハイザーの首席補佐官だったグリアだそうだ
が、この時点で第一次トランプ政権と安倍政権で結ばれた日米貿易協定および日米デ
ジタル貿易協定以上の妥協を強いられるのは間違いない。
この交渉でトランプ政権は石破政権の正体や(全く無い)実力、覚悟を知るだろう。
