康安寺サーガの外伝シリーズです。

「羽衣」に登場した、光求の師である長庵の物語となっています。
僕は子供のころに何回も「水滸伝」を読んでいました。

横山光輝先生の漫画も当然何回も何回も読み返したものです。

これに登場している悪の権化が、宋の都である長安に住む高求でした。

長庵のや光求のネーミングは、ここから来ています。

それだけ、この長庵という人物には作者ながら惚れ込んでいます。

短編ではありますが、この当時の物語を詳細に描くには力量不足です。

それに、「迦楼羅の里」に登場した六兵衛、樹香の物語も描いてみたいなと考えていますので、いずれスピンオフの外伝として執筆していたいなとも考えています。