三人の今日の仕事は珍しくこれで終わりだった。
3人で揃う事はなかなか無いので終わったら飲みに行く約束をしていた。
その時、つるのさんが言った。
「ユー、車から降りろよ。」
「え?」
何を言ってんのかわかんなくて、聞き返した。
「さっきからお前の顔見てると辛そうで溜まんないよ。」
「さっき倒れて起こした子、彼女だろ。前、よく写メ見せてくれてたからわかったよ。」
「会って彼女に今の自分の気持ちぶつけてこいよ。」
「まだ好きなんだろ!」
ノックも言った。
「ゆうちゃん、行ったほうがいいいんじゃない?」
「今ならまだ、間に合うかもしれないよ。」
彼女への思いが溢れた。
ごめん!車止めて!
自分でも驚くほど大きな声で言った。
車から飛び降りた。
お前にもう一度会うために。
真冬の夜だった。