雨上がりの夜にまつわるファンタジー
☆ ☆ ☆ ☆
18時30分
ドアをあけると外は真っ暗だった。
今年も冬がやってくるねーと
あなたと笑いあった。
そとは雨が上がったばかりで、湿った匂いと
凝縮された木々の匂いがした。
まだ濡れているアスファルトを二人で歩いた。
雨で早めに仕事が終わったみたい。
ちょっとした、お散歩デート
あなたは、いつものパーカーにスウェット
私も、部屋着。
空見上げながらあなた、
「お前といると、疲れない、
隣を笑いながら歩いてくれるから。」
って
一番うれしい言葉、
でも最近あなたが遠くに言っちゃいそうで
寂しいかも
「バーカ!」と
笑いながら、つないだ手をぎゅっと
握り締めてくれた。
突然立ち止まったあなたが後ろに回って
私の手を握って上に上げた。
「ほら、一緒に捕まえた」って
子供似たいな声で
雨上がりのお月様を
二人で捕まえた。
今日だけお月様二人占め