雨上がりの夜にまつわるファンタジー




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18時30分





ドアをあけると外は真っ暗だった。





今年も冬がやってくるねーと





あなたと笑いあった。





そとは雨が上がったばかりで、湿った匂いと





凝縮された木々の匂いがした。





まだ濡れているアスファルトを二人で歩いた。





雨で早めに仕事が終わったみたい。





ちょっとした、お散歩デート





あなたは、いつものパーカーにスウェット





私も、部屋着。






空見上げながらあなた、





「お前といると、疲れない、

隣を笑いながら歩いてくれるから。」

って




一番うれしい言葉、




でも最近あなたが遠くに言っちゃいそうで

寂しいかも





「バーカ!」と




笑いながら、つないだ手をぎゅっと

握り締めてくれた。






突然立ち止まったあなたが後ろに回って






私の手を握って上に上げた。






「ほら、一緒に捕まえた」って






子供似たいな声で





雨上がりのお月様を





二人で捕まえた。





今日だけお月様二人占め