NO!梗塞ねこ~その111~
2017.02.19.15:40
「徐脈が凄い」
と言い残して先生が去っていた後・・・・・暫くして口と鼻の周りが痺れてきた。
“麻痺”と呼ばれる症状の少し前の状態だと思う。
多分、これが進行すると麻痺になるんだろうなぁ・・・・・と考えながら、チクチクするようなピリピリするような感覚が顔に広がっていくのを感じていた。
不思議なことに、何も感じない自分に驚いたと言うのが正直なところだ。
徐々に広がっていく痺れを、かなり客観的に考えていた。
もしかしたら、点滴の中に安定剤のようなお薬が入っていたから、冷静で居られたのかも知れない。
そして、顔の下半分が痺れた頃、自分の両手の異変に気付いてびっくりした!
両手の肘と手首が曲がって、典型的な“オバケ”の格好になっていたのだ。
そして、両手の指が中学だか高校だかの理科の時間に習った『フレミングの法則』のように固まってしまっている!
<あぁ・・・ダメっていうのは・・・・・こういうことなのか・・・・>
と、本格的になってきた麻痺に、私は諦めたような気持ちになってきた。
先ほどもそうだったが、悲しいとは思わなかった。
ただ、もう自分の手で絵が描けなくなるのかと思うと、今までやって来たことがまた一からになるんだな・・・・と実感して、気持ちが腑抜けのようになってしまった。
しかし、物凄い勢いの点滴をしてるんだから、絶対痺れはとれるはずと心の隅っこで考えていた。
ビリビリ・ハードだ!!!!!
幸運にもお薬が良く来てくれた!
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