「それじゃ、レントゲンを撮りますから、裏に行って待っていて下さい」
私は、看護師さんに連れられて裏の部屋へまわった。
短い廊下の筋向かいの小部屋に行った。
「レントゲンの前に体重も量りますね」
と、簡易ベッドの下から普通の家庭にあるような体重計が出てくる。
ズボンも服も着たままなので、正確じゃないのに……と思いながら体重計に乗る。
109Kg
ちょっとホッとした。
ホッとする謂われは全く無いのだが、何故か110Kgになっていないことでホッとしたようだ。
なんでだろ?それは今も、自分でも分からない。
その直ぐ後、レントゲンの台に乗った。
「合図をしたら、大きく息を吸って、止めたままじっとしててください」
私は、もう一度診察室に戻った。