柔と耕作(松田)の新婚日記 15日目 (午前編第3部)
文書量(文字数)が膨大な為、一日を10分割で表記しています。
部屋に戻ると耕作は何時もの様に座布団に座った。
柔はコーヒーを淹れて耕作に渡しながら寄り添って座った。
柔「はい、コーヒーどうぞ~。」
耕作「いつも、ありがとね。」
耕作「さっきは驚いたよ。」
柔「キョンキョン達が言った事に?」
耕作「うん、夜がどうとか言ってたからね。」
柔「そうだね~、でも、これで今夜は気兼ねなく・・。」
耕作「いやいや、さすがにそれは無いんじゃない?」
柔「え~、何で~。」
耕作「何でって言われても・・。」
柔「皆の公認だから良いんじゃないの?」
耕作「そこまでは言って無かったんじゃない?」
柔「でも、お楽しみは取っててとか言ってたよ?」
耕作「あ~、確かにそう言ってたね。」
柔「それって愛し合う事だと思ったんだけど、違うの?」
耕作「いや、多分そのつもりで言ったとは思うけど。」
柔「じゃあ、良いんじゃないの~?」
耕作「他の人に言われたからって言うのがね~。」
柔「まあ、そうなんだけど。」
柔「じゃあ、夕方以降にその気が有ったらで良いから。」
耕作「そうだね、その時の気持ち次第って事にしようか。」
耕作「でも、君の教育の効果が絶大だったってのは認めざるを得ないね。」
柔「あたしもまさかあそこまで変わるとは思って無かったよ。」
耕作「さっき俺の指先を顔を赤らめながら見詰める皆の目が好奇に溢れた眼差しだった事を
考えると、この指で君を気持ち良くさせてたんだって思ったのかもしれないよ?」
柔「やだ~、ほんとにそう思ってたのかな?」
耕作「美咲さんの言った『駄目なんですか?』って言葉がそれを表してると思うんだよね。」
柔「どう言う事を表してるの?」
耕作「君のあそこに入れるのに駄目って言う事なんじゃないかって。」
柔「や~ん、そんな風に思って聞いてたの~?」
耕作「あくまで俺がそう思っただけだけど、でも、そう思わない?」
柔「確かに、駄目って事は入れちゃ駄目って事を聞いてた気がする。」
耕作「でしょう?だから、俺達に夜の事を話しても大丈夫って思ったんじゃないかな。」
柔「余りオープンにお話し過ぎたのかな?」
耕作「そこは気にしなくて良いよ、俺も話して良いって言ったから。」
耕作「それに、今言った事を含めて俺達が愛し合ってる事を彼女達は知ってる訳なんだし。」
柔「そう言われると急に恥ずかしくなってきちゃった。」
耕作「ふふ、もう今更遅いよ?皆には全部じゃ無いけど話しちゃってるからね。」
柔「そうなのよね~、調子に乗って色々お話し過ぎたかな~。」
耕作「でも、具体的な事は言って無いんでしょう?」
柔「それが救いと言えば救いかな~。」
耕作「色々知ったから新たな疑問とか他にも知りたい事が出てきて聞かれるかもしれないね。」
柔「あ~、そうなったらどうしよう~。」
耕作「具体的な事は言わずに何とか分かって貰うしか無いんじゃないかな?」
柔「具体的な事を言わずにか~、かなり難しいな~。」
耕作「その辺りは君に任せるよ。」
柔「は~、任されるのは良いけど、どんな事を聞かれるかと思うと。」
耕作「君なら大丈夫だと思うよ?」
柔「そうなのかな~。」
耕作「ほんとに恥ずかしい事は言わないと思うから。」
柔「それは絶対に言わないよ~、あなたに恥ずかしい思いはさせたく無いから。」
耕作「ほら、君は分かってるじゃない?だから任せたって言ったんだ。」
柔「なるほど、そう言う事なのね。」
耕作「心配しなくても、あの子達は具体的な事を聞き出そうとはしないと思うよ。」
柔「それもそうね、聞かれたら何とか答えてみるから。」
耕作「聞かれた時は君が俺に聞いた時の事を思い出せば良いよ。」
柔「あたしがあなたに聞いた時の事を?」
耕作「君は俺に恐る恐る聞いてたでしょう?」
柔「そうだったね~。」
耕作「あの子達はその時の君と同じだから。」
柔「なるほど~、そう言えばそうかも、昨日もそんな感じだった。」
耕作「だから、俺が君に話した時みたいに諭す様に話せば大丈夫だから。」
柔「あ、その話方なら昨日もやったよ。」
耕作「それなら昨日の話方で話せば納得してくれると思うよ。」
柔「分かった~、そうやってお話してみるね~。」
柔「あなたにはこうやって何時も助けられるな~。」
耕作「それはお互い様だよ?」
柔「そうなの?」
耕作「俺が写真を撮るのを忘れた時は君がちゃんと解決策を話してくれたじゃない?」
柔「あ~、そうだったね~。」
耕作「そう言うのも有って俺は君と一緒になったんだから。」
柔「足りない所を補い合えるから一緒になったんだったね。」
耕作「そうそう、それで良いと思うよ?」
耕作「完璧な人間なんて早々居ない訳だから、誰かと一緒になって生活するのは
自然の流れだって思うんだよね。」
耕作「でも、それを良しとせず、1人の方が気楽だと思う人も居るだろうけど。」
耕作「人それぞれだから俺はそれはそれで良いとは思ってるけどね。」
柔「あたしはあなたと一緒に居る方が気持ちが楽になるって思ってるよ?」
柔「一人だと色々と思い悩んで最悪自暴自棄になりそうだし。」
柔「実際、その一歩手前まで行ってたからね。」
耕作「俺も君と居ると凄く癒されるから少々きつくても何とかなると思ってる。」
耕作「お互いがそう思ってるから、こうして2人は夫婦になってるんだって思うよ。」
柔「そうだよね、1人じゃ無いから余り深刻に考える必要が無いもんね。」
柔「2人で良くお話すれば大抵の事は何とかなるって思ってる。」
耕作「そう言えば今朝はランニング休んだじゃない?」
柔「そうだね、週一のお休みのつもりだったけど、どうかしたの?」
耕作「いや、迂闊にも俺はそれを把握して無かったって思ったんだ。」
柔「仕方ないよ、あたしはあなたに言って無かったんだし。」
耕作「それでも、週に一回休む事を想定すらして無かったんだよな~。」
柔「気にしなくて良いよ?」
耕作「そう言う訳にはいかないよ、君の体調に気を遣わないといけないんだから。」
柔「あたしの事を気遣ってくれてるのね、ありがとう~。」
耕作「これからは俺も君の休みには気を付けるから。」
柔「うん、分かった、お願いします。」
柔「あなたが休みなさいって言ったら休む様にするね。」
耕作「取敢えず、今日が土曜日だから土曜に休むって事で良いかな?」
柔「それで良いよ、あなたに任せるから。」
柔「って事は金曜の夜はお楽しみになるのかな?」
耕作「いやいや、何でそういう話になるんだい?」
柔「だって、あなたは以前そんな事言って無かった?」
耕作「そんな事?」
柔「君の体調を考慮するからとか何とか。」
耕作「う~ん、言った記憶が無いな~。」
柔「あれ?そうだった?」
耕作「俺が言ったのは初めての次の夜の事だけじゃなかったっけ?」
柔「あ~、それと勘違いしてたかも。」
耕作「でしょう?良かった~、俺の記憶違いかと思ったよ。」
柔「でも~、翌朝何も無い方があなたも気兼ねしなくて良いんじゃない?」
耕作「まあ、そうだけど、君がその方が良いならそうするよ?」
柔「あたしはあなたが愛したい時は何時でも良いんだけどね?」
耕作「これこれ、俺はそれだけの体力は無いよ?」
柔「え~、別に毎晩って言ってる訳じゃ無いよ?」
耕作「毎晩って・・、それは無理だから、君がもたないでしょう?」
柔「あたしは大丈夫だよ?特に何かしてる訳じゃ無いから。」
耕作「でも、この前は疲れたって言って無かった?」
柔「あ~、そう言えば、あの時は疲れたって言ってたね~。」
耕作「だから、そこまで無理しなくて良いんだよ?」
柔「分かったわ、じゃあ、練習のお休みの前の晩だけで我慢するから。」
耕作「我慢って、君はそんなに愛して欲しいの?」
柔「あ、我慢じゃなくて普通に良いからって言うつもりを言い間違えた。」
耕作「ほんとだろうね?君が我慢してるとか無いよね?」
柔「うん、我慢とかしてないよ?」
柔「愛して欲しい時はお誘いしてるじゃない?」
耕作「そう言えばそうだった。」
耕作「じゃあ、一応金曜の夜は君が言う通りで良いよ。」
耕作「ただし、その時の体調次第って言うのも考慮してね。」
耕作「それと他の日も君が今まで誘って来てた感じで良いから。」
柔「ほんとに?それで良いの?」
耕作「あ、何度も言うけど毎晩は無理だから。」
柔「分かってますよ~、あなたの体調とか気持ちも有るでしょうからね。」
柔「あなたに無理はさせられないよ。」
柔「しかし、何時もの事だけど何でこんなお話になったのかな?」
耕作「君が『金曜の夜は』って言ったからじゃないの?」
柔「あは、そうだった。」
耕作「こんな話をしてるってキョンキョン達が知ったらなんて思うか・・。」
柔「あ~、それなら大丈夫だよ。」
耕作「何で大丈夫なの?」
柔「あなたとのお話に例外は無いって皆にはお話してるから。」
耕作「え?こう言う事も話してるって言ったの?」
柔「あっ、言ったらいけなかった?」
耕作「いや、いけない事は無いけど、恥ずかしくなかったの?それ話した時に。」
柔「流れでサラッとお話したから恥ずかしくは無かったよ?」
耕作「それで皆は何か言わなかった?」
柔「確か、舞さんが『そんな事まで話してるんですか?』とは言ってたかな?」
耕作「なるほど、舞さんが言う様にこういう話は『そんな』って言われる部類になるんだけど。」
柔「そうなんだ、あたしは普通にお話してたからそこまで考えなかったな~。」
耕作「まあ、今回は良いけど、他の人と話す時は余り言わない方が良いよ。」
柔「キョンキョン達だから言ったんだけどね?他の人には言わないから安心してね。」
耕作「そう言う事なら大丈夫そうだね。」
柔「あ~、お洗濯~。」
耕作「あっ、そうだったね、皆、待ってるかも。」
柔「急いで行かないと。」
耕作「俺はどうしようか?」
柔「あなたは食堂で待っててくれない?」
柔「洗濯物を干し終わったら出掛けようって思うから。」
耕作「分かった、じゃあ、俺も一緒に行くよ。」
柔達は急いで食堂に向かった。
食堂に着くとキョンキョン達は座って雑談していた。
柔「皆~、遅くなってごめんね~。」
キョンキョン「いえ、私達もさっき来たばかりですから。」
美咲「待ってる間話してたので大丈夫ですよ。」
舞「そうで~す、大丈夫ですから~。」
柔「そう、それなら良かった~。」
キョンキョン「松田さんも一緒にお洗濯するんですか?」
柔「あ~、主人は無理だから。」
舞「何故、無理なんですか?」
耕作「君達のも洗濯するんでしょう?」
美咲「そうですね、私達のも一緒にお洗濯します。」
耕作「それ、俺に見られると恥ずかしいでしょう?」
舞「旦那様なら平気かな?」
耕作「何で平気なの?」
美咲「柔さんの旦那様だからですよ。」
耕作「普通、男性に自分の下着とか見られるのって恥ずかしいんじゃない?」
キョンキョン「そうですね、普通はそうですけど、松田さんなら大丈夫ですから。」
耕作「柔の話でこうなるとは・・。」
柔「あは、予想外の反応だね。」
耕作「柔?説明してあげて。」
柔「分かった~。」
柔「主人は女性の下着に対して免疫が無いから恥ずかしいんだって。」
キョンキョン「柔さんのもなんですか?」
柔「あたしのはやっと慣れてきた位かな?」
舞「そうなんだ~、じゃあ、仕方ないですね~。」
美咲「そうだね、じゃあ、私達だけでするんですよね?」
柔「うん、主人にはここで待ってて貰うから。」
キョンキョン「分かりました、じゃあ、私達だけでしましょう。」
柔「あなた?洗濯機に入れて回したら一度ここに戻ってくるから待っててね。」
耕作「分かった、じゃあ、ここで待ってるから。」
柔「じゃあ、皆行きましょうか。」
柔「キョンキョン達は女湯の籠を持って来て、あたしは男湯の方から主人のを持ってくるから。」
耕作「え?俺のも一緒に洗濯するの?」
柔「そうだよ?もしかして見られるのも恥ずかしいの?」
耕作「いや、それは大丈夫だけど、皆が平気なのかなって。」
キョンキョン「松田さんのだから平気ですよ。」
舞「そうなんです~、旦那様のは平気ですから~。」
美咲「うん、うん、大丈夫ですよ、気にしませんから。」
耕作「そうなんだ、じゃあ、お願いするよ。」
柔「じゃあ、行ってくるね~。」
耕作「いってらっしゃい。」
柔達は風呂場へ向かった。
一人残された耕作はお茶を飲みながらさっきまでの皆との会話の事を考えながら
独り言を呟いていた。
耕作「ふ~、柔の話を聞いただけで、どうしてああいう風になれるんだろう?」
耕作「柔が話した内容が気になるな。」
耕作「何でか知らないが俺に対して警戒心が無いと言うか何と言うか。」
耕作「俺は柔の物って言う感覚なのかな?」
耕作「だから、俺の事も気にならないんだろうか?」
耕作「女性の気持ちが理解出来ないな。」
耕作「分からない事を考えても仕方ないか。」
耕作「案内するとは言ったがこの前以外で案内出来る場所って有ったかな?」
耕作「取敢えず、この前と反対の場所に連れて行くか。」
耕作「出掛ける時間の事も考えておかないといけないな。」
耕作「柔は食べに行く所は知ってるがそこまでに行く道とか分かるのか?」
耕作「この辺りの地理は不案内のはずなんだが。」
柔「な~にを独り言言ってるのかな~?」
耕作「また、耳元で言う~。」
キョンキョン、舞、美咲「くすくす。」
耕作「君達も見てたんなら、柔を止めてくれれば良いのに~。」
キョンキョン「すみません、でも、面白いから黙ってました。」
美咲「仲が良いのを見るのは仄々しますしね。」
舞「だよね~、本当に仲が良いんだ~って思ってしまいますよ~。」
柔「それで何を考え事してたの?」
耕作「まあ、その前に座ったら?」
キョンキョン「はい、そうします。」
キョンキョン達は耕作の前に並んで座った。
柔「コーヒーで良いかな?」
耕作「あ、カップ持って来てないよ?」
柔「大丈夫~、数は有るから。」
キョンキョン「私もコーヒで良いですよ。」
美咲「私も構いません。」
舞「私もで~す。」
柔「ちょっと待っててね~。」
柔は厨房に入るとポット、カップ、コーヒー、砂糖を持って戻って来ると4杯分入れて皆に渡し、
耕作に寄り添って座った。
キョンキョン「すみません、いただきます。」
舞「いただきま~す。」
美咲「いただきますね。」
耕作「ありがとね。」
キョンキョン「柔さん?」
柔「何?キョンキョン。」
キョンキョン「柔さんって松田さんと座る時って何時もそうやって寄り添うんですか?」
柔「そうだよ、何時もこうやって直ぐ傍に座ってるよ。」
舞「何でそうやって座るんですか?」
柔「こうやって傍に座るとキスし易いじゃない?」
美咲「そう言う理由だったんですか。」
柔「後は親近感を持って貰えるからかな?」
舞「親近感の方が後なんだ。」
柔「そうだよ~、キス出来る距離は大事なんだよ?」
キョンキョン「そうなんですか?」
柔「だって、したくなった時に直ぐ出来るじゃない?」
舞「柔さんって、そんなキスしたくなる時って有るんですか?」
柔「褒められたりした時とか、主人が愛おしくなった時とか、したくなる時は有るよ?」
美咲「それで直ぐ出来る距離に?」
柔「うん、一呼吸置く距離だとしそびれちゃうのよ。」
キョンキョン「でも、さすがに外ではしないんでしょう?」
柔「そうだね、やっぱり恥ずかしいって言う気持ちは有るからね、皆に見られるのは。」
美咲「世界規模で公開キスしてもそうなんですね?」
柔「勿論よ~、恥ずかしさを無くしたら、そこで女性として終わりだと思うよ?」
耕作「俺も恥ずかしいけどね。」
柔「あ~、ごめんね~、そう言うつもりで言ったんじゃないから~。」
舞「本当に、柔さんって、旦那様に弱いんですね~。」
キョンキョン「こう言う所が松田さんからすると愛おしく感じるんですよね?」
耕作「そうなんだよ、こうして直ぐに謝られると愛おしく感じるね。」
美咲「なるほど、そう言う所も見習わないといけないですね。」
キョンキョン「そうですね。」
舞「そうなんだ、私も見習おう~っと。」
柔「皆、そこまで見習わなくても良いのよ?」
キョンキョン「でも、柔さんが言ったんですよ?」
舞「そうですよ~、仲良く出来る秘訣じゃ無いですか~。」
美咲「そうそう、仲良くなる為には柔さんの行動を見習わないといけませんから。」
柔「あ~、余計な事言っちゃったかな?」
キョンキョン「そんな事は無いですよ?」
舞「実際に柔さんは旦那様と仲睦まじいですからね~。」
美咲「柔さんは行動で示して、旦那様はそれに応えてますから。」
柔「そう思われてるなら仕方ないか~。」
耕作「まあ、身から出た錆ってとこだね。」
柔「諦めるしか無いのか~。」
キョンキョン「うふふ、どんどんお手本を披露して下さいね。」
柔「もう~、キョンキョンは~。」
キョンキョン、舞、美咲「ふふふ。」
耕作「そうそう、さっき何を考えてるかって事だけど、柔はお昼に行く場所は知ってるの?」
柔「うん、一応案内所で聞いた時にパンフは貰ってるよ?」
耕作「あ、じゃなくて、そこへの行き方は知ってる?」
柔「全然知らないよ?」
耕作「それって俺に何とかしてって事なのかな?」
柔「大・正・解~、よろしくお願いします。」
柔「でも、ご安心を。」
耕作「何で?」
柔「パンフにそこへの案内図が描いて有ったから。」
耕作「なるほど、それを見て連れて行けって事なんだね。」
柔「そう言う事でございます。」
耕作「まあ、案内図が描いて有るなら何とかなるか。」
キョンキョン「なるほど、こういう頼み方をすれば良いんですね。」
舞「さすがは柔さん、旦那様を納得させるのが上手ですね。」
美咲「だよね、見習わないと。」
耕作「柔?皆、君の一挙手一投足を真似るみたいだけど大丈夫なの?」
柔「大丈夫じゃ無いかな?取捨選択はするでしょうから。」
耕作「それなら良いのか。」
キョンキョン「柔さんの言う通りですよ、私にも出来そうな事しかしませんし。」
舞「私も先輩と同じで~す。」
美咲「そうですね、出来る事しかしないと思います。」
耕作「しかし、柔は難しい言葉を良く知ってるね、昨日もそうだったし。」
柔「前も言ったと思うけど、おじいちゃんの影響も有るかもね?」
耕作「滋悟朗さんが使ってた言葉を覚えてるんだ。」
柔「そうかもね~。」
耕作「相変わらず、凄い記憶力だな、感心するよ。」
柔「えへへ、褒められちゃった~。」
舞「柔さん、今の言い方可愛いです、見習おう~っと。」
柔「あ~、今のは見習わなくても良いよ?」
美咲「確かに言い方が凄く可愛かったです。」
キョンキョン「なるほど、言い方も見習わないといけないですね。」
柔「あ~、何も言えなくなる~。」
耕作「自業自得かな?」
柔「もう良いや~、開き直ってやる~。」
耕作「洗濯終わってるんじゃない?」
柔「あっ、そうかも、じゃあ、また行ってくるね。」
柔「今度は干す方だから、さっきより少し時間が掛かるかも。」
耕作「良いよ、いってらっしゃい。」
柔「じゃあ、皆、行きましょうか。」
キョンキョン、舞、美咲「は~い。」
柔達は耕作を残して洗濯場へ行った。
洗濯場に着いた柔達は洗濯機から洗濯物を出して干していった。
柔「皆、可愛いの持ってるんだね~。」
キョンキョン「そうですか?割と普通のですよ?」
柔「え?これで普通のなの?」
舞「そうですよ、今はこれ位が普通ですよ。」
美咲「そうだよね、まあ、他の人なんか派手目の物も持ってるみたいですけど。」
キョンキョン「そう言えば、柔さんは普通のは持って来てないんですか?」
柔「主人と相談してスポーツ用だけで良いんじゃないかって事でそれしか持って来てないよ。」
舞「やっぱり、何でも相談してるんですね~。」
美咲「本当に例外が無いんですね。」
キョンキョンが耕作の下着に手を伸ばそうとした。
柔「あ、それは、あたしが干すから。」
キョンキョン「これって松田さんのですよね?」
柔「うん、そうだよ。」
美咲「やっぱり他の人には触って欲しくないんですか?」
柔「だって、これは主人のだから、あたし以外の人には触らせないんだもん。」
舞「あ~ん、もう~、柔さ~ん、可愛い過ぎますよ~。」
美咲「柔さん、本当に言い方が可愛いです。」
キョンキョン「こう言う所も見習わないといけないですね。」
舞「そうですね~。」
美咲「うん、うん、その通りだと思います。」
柔「皆も好きな人と一緒になったら、そう思う様になるよ。」
キョンキョン「そう思うってどう言う事ですか?」
柔「えっと、好きな人が身に付けてる物は他の人に触らせたくないって思う様になるよ。」
美咲「そういうものなんですね。」
舞「まだ、実感が沸かないかな~。」
柔「今はまだ無理でしょうけどね。」
キョンキョン「そうなんですね、でも、そうなれる様にしないといけないのかも。」
舞「私もそうなりたいですね~。」
美咲「私もそうなれる様にします。」
柔「あ~、無理になろうとしなくても自然とそうなるから心配しなくても良いよ。」
キョンキョン「それなら気負わなくても良いんですね。」
柔「うん、大丈夫だから。」
美咲「それを聞いて安心しました。」
柔「じゃあ、食堂に戻ろうか。」
キョンキョン、舞、美咲「は~い。」
柔達は食堂に戻って行った。