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柔と耕作(松田)の新婚日記 11日目(午前編第2部)
文書量(文字数)が膨大な為、一日を7分割で表記しています。 |
二人は部屋に戻ると耕作は座布団に座り、柔はコーヒーを入れて
耕作に渡しながら寄り添って座った。
柔「朝食が皆に好評だった記念?のコーヒーだよ。」
耕作「ははは、料理も美味かったよ、コーヒーありがとね。」
耕作「お疲れさんでした。」
柔「慣れてるから平気だったよ。」
耕作「そうだね、向こうでも作ってたし。」
柔「あなたに喜んで貰いたくて作ってたのも有るけど。」
耕作「そんな事も聞いた覚えが有る。」
柔「ところで、あなた?この後の予定って空港に行くだけよね?」
耕作「俺自身は高校に連絡するのは有るけど、他には何も無いかな。」
柔「それが有ったね、何時に電話を掛けるつもり?」
耕作「空港に行く前だから8時半前後位かな?」
耕作「空港から帰る時間を11時過ぎ位にしないと、お昼の準備も有るだろうし。」
耕作「それを考えると9時過ぎにはここを出たいから。」
柔「なるほど、でも電話を掛ける時間はそれで大丈夫?」
耕作「その位の時間の方が先方も電話を受け易いと思ったから。」
柔「あ~、授業の開始時間の関係で?」
耕作「そうそう、9時過ぎると授業が始まってるだろうから。」
柔「さすが、あなただわ~、そこまで考えてたのね。」
耕作「それまで時間が結構有るけど、何しようか?」
柔「ここで話してても良いけど?」
柔「あ、お掃除しようか?」
耕作「今日は良いんじゃない?明日すれば良いと思うよ。」
柔「そっか、明日の午前中は予定が無かったね。」
耕作「まだ皆に確認はして無いけど、有っても見て回る位しか無さそうだから。」
柔「ね~、あなた?」
耕作「何だい?」
柔「今、思い出したんだけど、ここに来る前にお話してた時、ここの周辺と学校周辺を
案内するみたいな事を言って無かった?」
耕作「あ、そう言えば、言った記憶が・・。」
耕作「でも、それって君に見せるって意味で言ったと思ったけど違ったかな?」
柔「う~ん、どうだったかな?」
耕作「皆にはその事は言った記憶は無いんだけど。」
柔「あ~、そうだった、あたしが言われたんだったね。」
耕作「じゃあ、やっぱり皆には希望を聞かないといけないね。」
柔「そうだね、空港の行き帰りにでも聞いてみようか?」
耕作「それで良いと思うよ。」
柔「お掃除は明日するとして、今から何しよう?」
柔「お洗濯も明日すれば良いし、皆の分を含めて。」
耕作「ちなみに、皆が泊まってる部屋は出掛けた時にする様にしてるはずだから。」
柔「そうなの?あたしもお手伝いしたかったのに。」
耕作「さすがに、そこまではさせてくれないと思うよ。」
柔「そうよね~、洗い物は良いって言われたしね。」
耕作「料理を手伝ってくれるだけでも助かってると思うから。」
耕作「一番手間の掛かるのが料理だし。」
柔「確かに、それは言えてるね、時間も掛かるし。」
耕作「君が手伝う事で、その時間が短くなってるはずだよ。」
柔「まあ、人数が居れば早くなるってものでも無いんだけどね。」
耕作「君なら時間が短くなるのは間違いないから。」
柔「えへへ、そうかな?」
耕作「嬉しそうだね。」
柔「うふふ、あなたに認めて貰えてるって思うとね~。」
耕作「君はどこに出しても恥ずかしくないお嫁さんだって思ってるから。」
柔「もう~、あなたったら~、じゃあ、ご褒美を頂こうかな~。」
柔は耕作の方を向き見上げて見詰めると目を瞑った。
耕作はそれに応える様に柔の頬を両手でそっと包んで優しく長めのキスをした。
耕作「ありがとね、素敵な表情だったよ。」
柔「うふふ、あなたのキスもとても素敵だった。」
柔が耕作に凭れ掛かる様にすると耕作は柔を優しく抱きしめた。
柔「こうされるのって久しぶりな気がする。」
耕作「そうかい?出発の前日にもした記憶が有るけど。」
柔「それって愛して貰う時じゃなかった?」
耕作「そうだったっけ?あれ?」
柔「まあ、良いけどね、今こうして貰ってる訳だし。」
耕作「出発前日って言えば、君はあれだったね?」
柔「やだ~、もう~、思い出すから言わないで~。」
柔は顔を紅潮させて俯いた。
耕作「あ~、ごめん、余りにも嬉しかったから、つい言ってしまって。」
柔「まあ、あたしも嬉しかったけど。」
柔「でも、今、思い出すと凄く恥ずかしい事をしたって気になる~。」
耕作「そうなの?君も俺もあの時の気持ちに素直になった結果だと思うけど、違うかい?」
柔「ううん、その通りだと思う。」
柔「あたしがあなたを求めてたのは素直な気持ちだったし、あなたはそれに
素直に応えてくれた訳だよね。」
耕作「前も話したと思うけど、お互いがそういう気持ちになった時は~って言ったよね?」
柔「うん、何度もそういうお話をした気がする。」
耕作「あの時もお互いがそういう気持ちだったはずだから良いんじゃない?」
柔「そう言われれば、そうだよね。」
柔「何か、さっきから取り留めも無いお話ばかりしてるね。」
耕作「ふふふ、向こうに居た時からこういう会話だったから、良いと思うけどね。」
柔「確かに、そうだったね。」
柔「ところで、空港に居る時間って1時間位だよね?」
耕作「また、唐突に話題を変えるんだね。」
耕作「まあ、良いか、君が言う様に1時間程度になると思う、移動時間を考慮すると。」
柔「それで空港内を覚えきれるかな?」
耕作「君が?」
柔「違うよ~、皆に覚えててねって言ったの、あなたじゃなかった?」
耕作「あ、そうだった、でもさ、良く考えたら君も俺も当日は一緒な訳じゃない?」
柔「そうだね、空港まで送った後そのまま見送りもするから、そう言う事になるね。」
柔「分かった~、あたしが覚えてれば良いって事ね。」
耕作「そうそう、それに搭乗手続き等は君がする事になるだろうから。」
柔「そこはお任せあれ、伊達に旅行代理店勤務じゃない所を発揮するからね。」
耕作「頼りにしてるよ。」
柔「うふふ、今日の予約もばっちり済ませるから安心してね~。」
柔「あ、そろそろ出掛ける用意して電話を掛けに行かないといけなくない?」
耕作「おっと、もうそんな時間か、じゃあ、用意しようか。」
柔「うん、そうする~。」
耕作と柔は外出着に着替えた。
耕作「眼福、眼福。」
柔「やだ~、もう~、あなたのエッチ~。」
耕作「ははは、だって上を着けて無い君が悪いんじゃない?」
柔「うふふ、お・や・く・そ・く、だよ~。」
耕作「わざとだったんだ。」
柔「うふ、それはね~、内緒~。」
耕作「まあ、テンション上がったから良いか。」
柔「あはは、そうなのね。」
耕作「じゃあ、行こうか。」
柔「お財布入りのバッグは持った、忘れ物は無い、行きましょうか。」
二人は食堂に向かった。
食堂にはまだ誰も来てなかった。
柔「まだ、少し早いから部屋に居るみたいだね。」
耕作「9時に、ここに来てくれれば良いよ。」
耕作「じゃあ、電話を掛けてくるから。」
柔「うん、ここで待ってる。」
耕作は電話を掛けに行った。
柔「(早めに行けると良いな~。)」
耕作の父がやって来た。
耕作父「どこ行きなさっと?」
柔「えっと、秋田空港に行ってきます。」
耕作父「見学に行くのかな?」
柔「それも有りますけど、飛行機のチケットの予約をしに行きます。」
耕作父「帰りは飛行機にしなさっとな?」
柔「はい、さすがに列車は疲れたので変える事にしたんです。」
耕作父「そうじゃろう、時間掛かるからのう~。」
柔「ですよね、あれだけ長時間だと疲れますよね。」
耕作父「気を付けて行ってきなっせ。」
柔「はい、ありがとうございます、11時過ぎには戻りますから。」
耕作父「帰りを待っとりますだで。」
耕作の父は母屋の方に戻って行った。
柔「(まだ帰って来ない、揉めてるのかしら?)」
柔「(駄目な時の事も考えておいた方が良いかな?)」
柔「(ある意味あたしの我儘みたいなもんだから、駄目だったら仕方ないか。)」
耕作が戻ってきた。
耕作「ごめん、待たせたね。」
柔「ううん、どうだった?」
耕作「一応、事前に練習する事の了解は取りつけたから。」
柔「ありがとう~、それで柔道場は有ったの?」
耕作「うん、有るって、そこでやって構わないって。」
柔「良かった、駄目だったら別なやり方を考えないとって思ってた。」
耕作「色々と具体的な事を説明するのに時間が掛かってたんだ。」
柔「なるほど、それでなのね、遅かったの。」
柔「お茶入れてくるから、座って待ってて。」
耕作「うん、待ってるよ。」
柔は厨房に行くとポットと急須、湯呑を複数持ってきて、耕作にお茶を入れて渡した。
柔「どうぞ、あなた。」
耕作「ありがとね、いただくよ。」
柔もお茶を入れて飲んだ。
柔「そろそろ来るかな?」
耕作「まだ、時間有るからもう少しじゃない?」
柔「確かに、あれ?でも出発時間って皆に言ってた?」
耕作「あ、言って無かったかも。」
柔「じゃあ、時間になったら声を掛けないといけないね。」
耕作「俺が声を掛けるよ。」
柔「部屋って皆同じ方向に有るの?」
耕作「うん、同じ方向に有るから、俺一人で大丈夫だよ。」
柔「分かった、あなたに任せるね。」
柔「ね~、あなた?」
耕作「何だい?」
柔「あなたの母校って行くのは何年ぶり位になるの?」
耕作「えっと、10数年ぶりかな?」
柔「そうなんだ、ところで、あなたの同窓生でここに残ってる人とか居る?」
耕作「良く知らないけど、家が商売やってるとか農家で後を継ぐとかって人は残ってるかな?」
柔「もしかして先生になってる人が居たりして。」
耕作「居ないとは思うけど、俺の知ってる限りじゃ、先生になってるとしても
体育の先生位かも。」
柔「今日会う先生ってあなたの担任だった方よね?」
耕作「そうだけど、何で?」
柔「いえ、今ふっと思ったんだけど、その先生が同窓生に知らせたりしてないかなって。」
耕作「まさか~、でも、有り得ない事は無いか。」
柔「その方達が学校に来たりして。」
耕作「まあ、その時は挨拶と昔話位はするかもね。」
柔「あなたのご実家の方にも来たりしない?」
耕作「親しかった人が居たら来るかもしれないかな?」
耕作「でも、そういう人は数人だったから心配しなくても良いと思うよ。」
柔「そうなのね、それなら余り心配しなくても良いか。」
柔「ご近所にはそういう方は居なかったみたいね。」
耕作「そうだね、結構離れてる人ばかりだった気がする、親しい友人って。」
耕作「でも、良く居ないって分かったね。」
柔「それはね~、あなたに声を掛けてる人が居なかったもの。」
耕作「あ~、そう言う事ね、なるほど。」
柔「ね~、そろそろ出掛けた方が良くない?」
耕作「あ、そうだね、じゃあ、皆を呼んでくるから待ってて。」
柔「うん、待ってるから。」
耕作は皆を呼びに行った。
柔はその間にポットと急須、湯呑を片付けた。
耕作がジョディー達を連れて戻ってきた。
柔「皆、ゆっくり寛げた?」
ジョディー「寛げた、だわ。」
テレシコワ「久しぶり、ゆっくりした。」
マルソー「はい、寛げ、ました。」
クリスティー「ゆっくり、出来た。」
鴨田「久しぶりにのんびり出来たっす。」
耕作「それじゃ、車に乗って、乗り方は昨日と同じで。」
全員「分かった~。」
柔「まだ真似してるし。」
全員「ふふふ。」
耕作の母が見送りに来た。
柔「お母様、出掛けてきます。」
耕作母「はいよ、気い付けてな、行ってらっしゃい。」
柔「はい、行ってきます。」
柔達は車に乗ると秋田空港を目指して出発した。
柔達は秋田空港に向かいながらの車中で談笑していた。
柔「皆、明日の午前中に行きたい場所とか見たい場所って有るかな?」
ジョディー「柔、私達、ここ、良く知らない。」
柔「そうだよね、それじゃ、明日の午前中は自由行動でも良いかな?」
テレシコワ「それで、良いと、思う。」
柔「何かしたい事とか有って、私達の助けが必要だったら声を掛けて良いから。」
マルソー「分かりました。」
柔「あ、そうそう、今日のお昼御飯だけど、おにぎりを作る練習をして貰おうと
思ってるんだけど、皆はそれで良い?」
ジョディー「良いだわさ。」
テレシコワ「おぉ~、是非、おにぎり、作りたい。」
マルソー「とても、楽しみです。」
クリスティー「私も、おにぎり、作りたい。」
柔「良かった~、皆、賛成なのね。」
柔「お昼ご飯は、その作ったおにぎりを皆で食べるから。」
柔「おかずはあたしが作るよ。」
ジョディー「何、作るだか?」
柔「卵焼きだけど良いかな?」
マルソー「柔、作った卵焼き、美味しい、楽しみ。」
柔「鴨田さん、おにぎりを作ってる皆の様子も撮ってね。」
鴨田「了解っす、バッチリ撮ります。」
ジョディー「柔?」
柔「何?ジョディー。」
ジョディー「卵焼き、私も、作ってみたい、教えてだわさ。」
柔「良いよ、失敗しても良いからね。」
テレシコワ「私も、作りたい。」
マルソー「私も~。」
クリスティー「私、同じ事、したい。」
柔「え~、じゃあ、一人ずつ作り方を教えるから、それで良いかな?」
ジョディー「良いだわさ。」
テレシコワ「それで、良い。」
マルソー「はい、分かりました。」
クリスティー「イエス、OK~。」
柔「お昼前が大変な事になりそうだな~。」
耕作「皆、君の卵焼きが気に入ってたからね、頑張って。」
柔「覚えて貰えるのは嬉しいし、それを誰かに食べさせて欲しいって思ってる。」
ジョディー「ハズバンド、食べ、させるだわ。」
マルソー「彼、食べ、させてみる、楽しみ。」
テレシコワ「家族、食べ、させる、喜ぶ、思う。」
クリスティー「私も、家族、食べ、させる。」
柔「そうなのね、食べさせてあげてね。」
耕作「そろそろ空港に着くよ。」
柔「あ~、あの2階建ての建物ね、そこまで大きく無いから案内は楽そうね。」
耕作「駐車場から結構歩かないといけないけど、それで良いかな?」
全員「OK~。」
暫く走って耕作は駐車場に車を入れた。
駐車場に車を停めると全員降りて空港ビルへ歩いて行った。
耕作「出発当日は車寄せに止めて皆をそこで降ろして、俺だけ駐車場に行くから。」
柔「あたしも降りた方が良いよね?」
耕作「そうしないと、皆が迷うと思うから降りてね。」
柔「分かった、そうするね。」
柔達は空港ビルに着き中に入った。
柔「案内板は有るかな?」
耕作「あれじゃない?」
柔「あ~、あれだね、皆見ておいてね。」
全員で案内板の場所まで行って中の配置を確認した。
柔「出発ロビーは2階に有るね、航空会社のカウンターは1階か。」
柔「あなた?予約を入れてくるから皆とここで待ってて。」
耕作「分かった、行ってらっしゃい。」
柔は航空会社のカウンターへ向かった。
ジョディー「柔、どこ、行っただか?」
耕作「皆のと俺達の飛行機の予約をしに行ったよ。」
ジョディー「そうだか。」
耕作「慣れてるから、直ぐ戻って来ると思うよ。」
ジョディー「そうだっただわ。」
テレシコワ「何故?慣れてる?」
耕作「そういう仕事をしてるからだよ。」
マルソー「CA?」
耕作「違うよ、旅行する人に交通機関とか宿泊の手配をする職業をやってるんだ。」
クリスティー「トラベル・エージェンシー?」
耕作「そうそう、柔はそこで働いてるよ。」
暫くして柔が戻ってきた。
柔「皆、お待たせ~。」
耕作「結構時間掛かったね?」
柔「受付の人達からお祝いを言われてて遅くなっちゃたの。」
耕作「そうだったんだ、大変だったね。」
耕作「それで、どうだった?」
柔「全員分の予約を取ってきたから大丈夫だよ。」
ジョディー「柔、さすがだわ。」
柔「うふふ、慣れてるからね。」
柔「それじゃ、中を見て回ろうか?」
テレシコワ「そうだな、見て回ろう。」
柔達はぞろぞろと連れ立って2階へ行くと中を見て回った。
途中観光客らしき人達からお祝いの言葉が柔に対して投げ掛けられて、
柔はそれに対して会釈して応じていた。
耕作「相変わらずだね。」
柔「そうだね、でも慣れちゃったから。」
柔「皆、あそこが搭乗口になってるから覚えててね。」
全員「は~い。」
柔「当日は早めに来るから、慌てなくても十分に間に合うよ。」
柔「あなた?この位見て回れば良いかな?」
耕作「十分じゃない?」
柔「それじゃ、帰ろうか。」
耕作「そうだね、今日のメインは午後からだしね。」
柔「皆、分からない事とか有る?」
ジョディー「無いだわ、有ったら、当日、聞くだわ。」
柔「それで良いか、じゃあ、戻りましょう。」
全員「は~い。」
柔達は空港ビルを後にして駐車場へ戻り車に乗ると耕作の実家へ向かった。
帰りの道中も柔達は談笑していた。
マルソー「柔、人気、有ります。」
柔「そんな事は無いよ~、柔道で有名になっただけだから。」
テレシコワ「それ、分かる、私、柔道で、名前、知って、貰った。」
柔「そうでしょう?もし、あたしが柔道して無かったら普通の女の子だったよ。」
ジョディー「柔?柔道、やってて、良かっただわ。」
柔「それは、あたしもそう思ってる。」
柔「何故なら柔道やってたお陰で、こうやって皆と知り合いに成れたんだもん、
やってて良かったって思うよ。」
マルソー「柔?もう一人、居るじゃない?」
柔「もう~、マルソーさんは~、そうだよ、耕作さんと出会えたのが一番だよ、
柔道をやってて良かったって思うのは。」
ジョディー「松田~、嬉しいだか?」
耕作「ジョディーは、そこで俺に話を振るなよ~。」
ジョディー「松田?答えるだわ。」
耕作「ほんとに、ジョディーは~、嬉しいに決まってるじゃないか。」
テレシコワ「どうした、松田、柔、顔、赤いぞ?」
柔「もうこの話は止めよう?恥ずかしいよ~。」
ジョディー「分かっただわ、許して、あげるだわさ。」
そうこうしているうちに松田の実家に到着した。
駐車場に車を止めると皆は車を降りて家に入って行った。
柔「皆、30分位休憩したら、ここに集まってね。」
全員「は~い。」
柔「その後おにぎり作りの練習するから。」
全員「分かった~。」
柔「ほんと、ずっと真似してる。」
全員「ふふふ。」
柔「また、後でね。」
ジョディー「後でだわ。」
テレシコワ「柔、後で。」
マルソー「また、後で、楽しみです。」
クリスティー「後で、柔。」
鴨田「また後で来るっす。」
耕作と柔以外は部屋に戻って行った。
柔「あなた、少し待ってて。」
耕作「分かった、待ってるから。」
柔は厨房に入って何かしていたが直ぐに出てきた。
柔「ご飯炊けてた、さすがお母様だね。」
耕作「あ~、それを確認しに行ったのか。」
柔「うん、炊けて無かったらスイッチ入れようと思ったの。」
耕作「君こそ抜かりないね。」
柔「うふふ、それはね~、炊けて無かったら炊き上がるまで待たないと
いけなくなるじゃない?だからだよ?」
耕作「確かにそうだ、時間が無駄にならない様にする君の姿勢は変わらないね。」
耕作「俺達はどうするの?」
柔「取敢えず、普段着に着替えないとかな?」
耕作「じゃあ、部屋に戻ろうか。」
柔「そうだね、行きましょう。」
二人は耕作の部屋に向かった。