柔と耕作(松田)の新婚日記 6日目 (夜編第2部)

            文書量(文字数)が膨大な為、一日を8分割で表記しています。





      二人は着替えを持つと階下に下りて行き風呂場へ向かった。
      脱衣所に入った二人は脱衣すると前を隠して風呂場に入り
      掛け湯をして湯船に浸かった。

      柔「ふぅ~、今日だけで色んな事が分かってきたね。」

      耕作「そうだよね~、滋悟朗さんの考えが分かったのが一番かも。」

      柔「うん、あたしもそう思う、何で二人に任せたか分かったし。」

      耕作「俺も君を支える意味が、その事で良く分かった気がする。」

      柔「後は、おとうさんから直接、あなたから聞いてた事が聞けた事かな~、
        ほんとにそうだったんだ~って凄く嬉しかった。」

      耕作「そうだよね、まさか、あそこで話すとは思わなかった。」

      柔「やっぱり、お話しする事は大事だなって改めて思ったよ。」

      耕作「それは、俺も同感だね~。」

      柔「そろそろ体を洗おうか。」

      耕作「うん、そうしよう。」

      柔「洗いっこは、また背中だけにする?」

      耕作「君さえ・・、君は良いんだったね。」

      柔「うふ、もう分ってきたね、あなたには。」

      耕作「じゃあ、背中だけ洗いっこしようか。」

      柔「うん、そうしましょう。」

      二人は湯船から出ると自分達で背中以外を洗い流した。

      耕作「俺から洗うね。」

      柔「お願いします。」

      柔は耕作に背中を向けた。
      耕作は柔の背中を素手で優しく丹念に洗った。

      柔「やっぱり、何かくすぐったいけど気持ち良いな~。」

      耕作「俺も君のすべすべの肌を直に触れてるから気持ち良いよ。」

      柔「うふふ、お互いが気持ち良くなれるって素敵ね。」

      耕作「そうだね~、じゃあ流すね~。」

      耕作は柔に掛け湯をしながら丁寧に泡を洗い流した。

      柔「ありがとう~、じゃあ、今度は、あたしがするね。」

      耕作「もしかしなくても、あれなの?」

      柔「あなたもその方が嬉しいでしょう?」

      耕作「うん、凄~く嬉しい。」

      柔「うふふ、じゃあ、洗うね。」

      柔は自分の体に石鹸を泡立てて塗り付けると耕作に後ろから
      抱き着いて胸の膨らみを使って背中全体を擦った。

      耕作「うは~、やっぱり気持ち良いな~、それ。」

      柔「あたしも気持ち良いよ?」

      耕作「お風呂の楽しみの一つになってるかも。」

      柔は動きを止めて後ろからしっかりと耕作を抱きしめた。

      耕作「君のバストの感触と体温を感じる。」

      柔「あたしもあなたの肌の感触と体温を感じてる。」

      柔「これで代わりになるかな?」

      耕作「うん、十分過ぎるほど代わりになるよ。」

      柔「じゃあ、流すね。」

      耕作「名残惜しいけど、お願いね。」

      柔「うふふ、またしようね~。」

      耕作「うん、そうだね~。」

      柔は体を離すと掛け湯をしながら耕作の背中を丹念に洗い流した。

      柔「じゃあ、温まりましょう。」

      耕作「うん、入ろう。」

      二人は湯船に向い合せで浸かった。

      柔「あなた、おっきしてたのね~。」

      耕作「あれだけ気持ち良いと、反応しちゃうよ~。」

      耕作「そういう君だってバストの先が立ってるよ?」

      柔「あたしも気持ち良かったからね~。」

      柔「うふふ。」

      柔は耕作に近寄ると肩に手をかけ顔を上げて目を瞑った。
      耕作はそれに応える様に右手で頬に左手で胸の膨らみに触れて優しく長いキスをした。

      柔「うふ、素敵なキスをありがとう。」

      耕作「君の素敵な仕草も可愛かったよ。」

      柔「うふふ、そろそろ上がりましょうか。」

      耕作「そうだね、上でゆっくりしよう。」

      二人は湯船を出ると脱衣所に行って体を拭き
      寝間着を着ると寄り添って2階へ向かった。

      柔「あ、あなたのビール、最近持ってきて無かったよね?」

      耕作「毎日じゃなくて良いよ。」

      柔「ほんとに良いの?」

      耕作「君が傍に居るだけで十分だよ。」

      柔「うふふ、あたしもそうだよ?」

      柔「でも、コーヒーは入れるね。」

      耕作「お願いね。」

      耕作はベッドに座った。
      柔はコーヒーを2杯入れて片方を渡しながら耕作の傍に寄り添って座った。

      柔「はい、二人の愛情が入ったコーヒーだよ。」

      耕作「ありがとうね、その愛情を一緒に飲むね。」

      柔「うふふ、あなたも素敵な事を言うのね~。」

      耕作「君には負けるけどね。」

      柔「あなた?」

      耕作「何だい?柔。」

      柔「どちら、も、だよ?」

      耕作「あ、そうだったね、ふふふ。」

      耕作「やっぱり、柔は不思議な子だね。」

      柔「どうしてなの?」

      耕作「ほら、いつもは子供っぽい言い回しだけど、今みたいに大人びた
          言い回しも出来るから。」

      柔「そう言われてみればそうだね。」

      柔「でも、以前から、あなたに言われてる様に意識して使ってる訳じゃないのよね~。」

      耕作「だから、不思議だって言う事なんだ、無意識でそう言う事が出来るからね。」

      柔「あ、そう言う事なんだ。」

      耕作「うん、でも、それも君の魅力の一つだから良いんだよ。」

      柔「今のままで良いのね。」

      耕作「うん、以前から言ってたでしょう?君は君らしくそのままで居てねって。」

      柔「うん、分かった~、あなたのお望みのままに。」

      耕作「うん、そうしてね。」

      耕作「明日の午後からは慌しくなりそうだね。」

      柔「そうだよね、人も増えるし、ここの。」

      柔「ジョディーや他の人達は、明々後日以降はどうするのかな?」

      耕作「明日聞いてみようか?何も無さそうなら観光して貰うのも良いんじゃないかい?」

      柔「そうだね、あ、そうだ。」

      耕作「また何か閃いたんだね?」

      柔「うん、結婚式に社長も来るでしょう?」

      耕作「あ~、そう言う事か~、社長にジョディー達の観光旅行を依頼するって事なんだね。」

      柔「うん、費用はあたし達持ちで良いかな?」

      耕作「うん、それで良いよ、結婚式のお礼にもなるしね。」

      柔「やっぱり京都とかなのかな?」

      耕作「まさかとは思うけど、俺達の新婚旅行に一緒にとか言い出さなければ良いんだけど。」

      柔「あ~、それも良いかも、あなたの事を皆に良く知って貰えそうだし。」

      耕作「え~、君はそれで良いの?」

      柔「あなたが嫌じゃなければ、あたしはそれでも良いかな?って。」

      柔「あなたのご実家、民宿だから宿泊先には困らないじゃない?お食事とかは
        あたしがすれば良いんだし。」

      耕作「それもそうか、君が良ければ俺は反対する理由は無いよ。」

      柔「ありがとう、あなた。」

      耕作「しかし、向こうでも賑やかになるね、それだと。」

      柔「うふふ、良いんじゃない?だって、あたし達は・・。」

      耕作、柔「普通じゃないから。」

      耕作、柔「あはは、だよね~。」

      柔「あなた?」

      耕作「今度は何だい?柔。」

      柔「ほら、例のあたし達の記念のツアー。」

      耕作「あ~、ミニツアーの方だね。」

      柔「うん、まだ誰も予約が入って無かったら、それを使えば、あたしも会社に
        貢献出来るから良いかなって。」

      耕作「そうだね、企画第一号になると弾みがつくかも。」

      耕作「あの柔さんの対戦相手も絶賛とか何とかで。」

      柔「あはは、良い宣伝にはなるよね。」

      耕作「しかし、いつもこうやって色んな案を出せるよね、君も俺も。」

      柔「二人で話し合ってるからじゃないかな?一人だとここまで
        色んな案は出てないと思うよ。」

      耕作「確かに、今迄もそうだったね、どちらかが案を出し、それに追加する案を
          更に出すって感じだったかな。」

      柔「でしょう?二人で一つなんだって改めて思うよね。」

      耕作「そうだね~、一緒になって改めて良かったって思うよ。」

      柔「うん、あたしも今そう思った。」

      柔「あ、ここで食事の時はどうするんだろう。」

      耕作「以前、祝勝会をやったから座卓の予備って有ったんじゃ?」

      柔「あ、そうか、それを出せば良いのか。」

      柔「でも、食事が大変な事になりそう。」

      耕作「そこは、俺も手伝うから大丈夫じゃないかな?」

      柔「買い出しに行かないといけないね、ほぼ毎日。」

      耕作「あ、そっちの方か、でも、数日間でしょう?」

      耕作「1日位は町内案内兼ねてみんなで行くのも面白いかもしれないよ?」

      柔「あ~、それ良いかもしれない。」

      耕作「ふふふ、町内の人達は目を丸くしそうだけど。」

      柔「そうだね~、外国の方を見るのって珍しいだろうし。」

      玉緒「あなた達~、いい加減に寝なさ~い。」

      柔「あ、は~い、おかあさん、おやすみなさ~い。」

      耕作「ドクターストップが入ったね。」

      柔「うふふ、そうだね、寝ましょうか。」

      耕作「うん、そうしよう。」

      二人は寄り添ってベッドに横になった。
      耕作は柔の頭を撫でていた。

      柔「気持ち良いな~、続きは明日にでも話そうね。」

      耕作「うん、そうだね、ゆっくりおやすみ、柔。」

      柔「うん、そうするね。」

      柔は目を瞑って撫でられるのを楽しんでいたがいつの間にか眠ってしまった。

      耕作「小さな躯体で色んな事を考えて健気だな。」

      耕作は柔の頬にキスをした。

      柔「うふ、・・あなた~・・。」

      耕作「寝言も相変わらず可愛いな~。」

      耕作は柔の頭に自分の頭を預けて柔の寝息を聞いているうちに眠りの中に落ちて行った。