子育ての毎日の中で

しんどいなぁと思うときは

誰にでもあります。

私も正直、

気持ちが萎えてしまいそうになるくらい

いろいろ気を遣ったり

決断を迫られたりして

心身共に疲労困憊になりました。


人と会うこともしんどくなって

例えば、学校の送迎についていくのも

しんどくて、

事情を聞いてくれた相談員さんを通じて

昇降口までにしてもらったり

お休みさせてもらったりしました。


そこまではいかなくても

やっぱり基本、他人と関わることで

疲れは溜まっていくし

もちろん変えがたい体験もありますが

そのバランスは人それぞれで

例えば、HSPHSCという言葉で

認識され始めているところからみても

一般論が通じないと考える時期に

来ているのではないでしょうか。


息子も、どうやらそういったところから

今の状態になっているようで

細やかな気遣い(ここでいう気遣いは

思いやりとまではいかなくて

とにかくきになってしまう

気を遣ってしまうという意味です)

によって心身ともに疲労困憊といった

感じに見受けられました。

HSCの可能性は、実はその知識はあったものの

HSPの方から指摘されるまで

気付いてあげることができませんでした。


HSC(ハイリーセンシティブチャイルド)というのは感受性が豊かで、他人の気持ちによく気がつく一方、周囲の刺激に敏感で傷つきやすい、「人一倍敏感」な子供を指す言葉です。

5人に1人存在すると言われますが、周囲の無理解に苦しむケースが多いとのこと。

これは米国の心理学者、エレイン・N・アーロンさんが提唱した概念です。

アーロンさんの著書「ひといちばい敏感な子」(1万年堂出版)によると、HSCは、

(1)深く考える

(2)過剰に刺激を受けやすい

(3)感情の反応が強く、共感力が高い

(4)ささいな刺激を察知する

というそうです。

ご興味のある方は、是非理解を深めてみて下さい。



開かれたケース会議では

まずトラウマ、フラッシュバック

HSC Highly Sensitive Child)への

共通理解をする為の話から始まりました。


実際のところ、教員の方で

これらを全て理解してる人は

残念ながらいませんでした。

聞いたことがある、でも

フラッシュバックは治りますか?

といった具合でした。


家庭教師の先生の方で

フラッシュバックやトラウマについて

杉山登志郎先生の本をもとにした資料と

この会議のレジュメを作ってきてくれました。

元教員の彼女は、どうしたら伝わりやすいのかを

よく心得ていて、毎回レジュメを作ってきて

ファシリテーターの役をかってでてくれる

本当に頼もしい限りで

何回か参加していただいているうちに

ケース会議には欠かせない、と先生方からも

声がかかっているほどです。


今回は教頭先生も

家庭教師の彼女の話を聞いてみたいと

同席されました。


現実的には一度の体験でも

フラッシュバックによって

何度も何度も体験していること

それがトラウマというものになり

心の理論が健全に育つのを阻害するものなんだと


先生方も、それぞれメモを書き入れたり

アンダーラインを引いたりして

静かに会議は進みました。


キモとなるのは

トラウマになっている状態から

どうやって前に進めることができるか


いろいろ思うところはありますが

本人がまず、

いじめられたと感じている状態を

共感をしながらも、そこから

乗り越えられるよう

それが少しずつでも

継続して支援していく、その方法

または方向性の共通理解をすることです。


具体的な方策として、

いじめられたと感じている

相手の中でも同じクラスの子ども2人

それぞれに面談を設けて

気持ちを伝えるということ。

とても難しい課題ですが、

相手の子はもう忘れているかもしれないし

大したことだと思ってはいない

いじめたと思っていない可能性もあります。

惚けられたりすることも考えられます。

(実際にそんなつもりはなかったと

そう言って認めなかった子どももいました。

それについて最後まできちんとした対応が

されなかったのも悲しい事実ですが)


ですから、担任の先生からではなく

理解して説明ができる

相談員の方も同席して

フラッシュバックというものがある

ということと

以前にあった、いじめについて

話をすること、そのことで

何年前のことかもしれなくて

忘れてるかもしれないけれど

そういった特性があって

今でも苦しんでいるということを

子ども1人1人と面談を持って

話してもらうことにしました。


続きます。