学校に行きたくない
小学六年生になった息子から
この言葉を聞いたとき、私には
もう学校に行けない
と聞こえました。
学校に行きたくない、と思うことは
誰でもあると思います。
でも、学校に行く。
学校に行けない自分は駄目だ
そんな自分を知られたくない
理由を聞かれるのが面倒臭い
なにより
周りと同じことをしていたい
違うことをした後の
イメージが全くできない、したくない。
私も、私の両親もそうでした。
だからどんなことがあっても
学校を休まなかった。
大抵のことは耐えて、
自分の中に閉まって
学校に行っていた。
息子もなんだかんだ言っても
学校に行っていました。
もともと友だちとのやりとりが
うまくいかない、とこぼしていましたが
それが四年生くらいになってから
宿題がこなせなくなり
(四年生になると、中学校を意識した内容に
変わり、グッと質と量が多くなります)
悩ましいことが増えていきました。
簡単にはことは進まなかったんですが
(後で詳しい経緯などはお話ししたいと思います)
その時はなんとか
先生に宿題の量を調整してもらうこと
を承諾してもらうことで、
乗り切りました。
学校を初めて休んだのは
5年生の2学期の終わり頃です。
こんな時間になっても
宿題が終わらない、分からない
のをきっかけに
学校の勉強も運動もできていない
友だちともうまくいっていない
と考えが止まらなくなってしまって
専門用語を使えば、パニックに。
部屋の隅っこに行って
(その場からなるべく離れたい)
床をふみ鳴らし、ドアに当たり
洗面台の小さな戸を壊し
(力がないなりに発散)
でも、学校に行かなきゃいけない!
明日はテストがあるから
休んだ分を
休み時間にやらなきゃいけなくなるから
行きたくないんだけど
行かなきゃ‼︎
子供のテンションを間に受けて
どうしちゃったの⁉︎
あなた、普通じゃない
とにかく落ち着いて!と
異形な者を見るように
言葉で説得する
などの対応は逆効果です。
助けを求めている
自分の気持ちを分かってほしい
その前に心から心配をして欲しいのです。
少し落ち着いた頃を見計らって
すぐ側まで行って
肩で息をしている彼の背中を
さすりながら
このまま宿題をやっても進まないこと
いまはとにかくもう寝たほうがいいこと
休むことにすること
どう彼に伝えよう、とイメージしました。
明日は休もう。
テストについては大丈夫
先生にはお母さんが
掛け合ってみるから。
あなたは何も考えなくていい
私はあなたの味方で側にいるよ
と伝えることが混乱している本人が
言って欲しい言葉です。
なんとか彼の気持ちにフィットすること
に成功したようで、
次の日は会議室でテストだけ
受けて帰ってきました。
それだけでも欠席扱いにはならない
ということは、その時はじめて知りました。
それからは担任の先生も
今まで以上に気を配ってくださるように
なりました。
話を元に戻して、
学校を休むことに抵抗を感じていた
息子が、はっきり行けない、と言う
状態になったのは
いくつかの要因が重なっていました。
まず6年生になってから
新しく担任になった先生のこと
5年生からの持ち上がりで
6年生の担任になった先生で
去年も自分のクラスに
似たような悩みを持った生徒さんが
いたようなんですが
大きな問題を起こしたり
登校して来ない
といったことがなかったのでしょうか
前の担任の先生から引き継いでいた
宿題の量を調整する
友だちとの関わりに自信をなくしている
それに対して、後でご紹介しますが
合理的な配慮の具体的なイメージが
先生の中に落とし込まれていなかったようで
終わらなかった箇所を赤ペンで囲ったり
そこはいつまでに終わらせるのか、と
息子に聞くなどといったことをされ
子供が戸惑ってしまったことから始まり
掃除のやり方がなっていないことで
新学期早々に、教室の中が震撼となるぐらい
(誰も一言も喋らなかった、その後の給食の時間が
息子にとってショックな出来事だったらしいです)
先生が厳しく指導されたこと
真面目で細かいところまで指導
(◯することより赤ペンで入れる的な)
自分への対応は変わったものの
同級生たちには相変わらず厳しくて
先生への愚痴を言っているのを
自分のことのように
感じてしまうようになったこと
クラスの雰囲気が悪くなってる、と
感じると息苦しくなっていたこと
相変わらず、授業の進め方が
(話す、書くスピードが)早く
先生もなかなか変えられなくて
(以前から指摘されてたそうなんですが)
息子も他の先生と比べ始めてしまって
先生の授業を受ける意欲がなくなっていたこと
それと前から感じていた
友だちから声を掛けてもらえないこと
会いたい友だちが学校にいないこと
それと1番私が心配したのは
だんだんと
うまく友だちと話さなきゃいけない
何を言われるんだろう、というように
考えるようになって
緊張し始め、暑くもないのに
汗が止まらなくなっていることでした。
心身症の症状です。
それが実は1ヶ月前から続いていたと聞いて
私は気付いてあげられなかったこと
をとても悔やみました。
気を配っていたつもりでも
まだ息子が自分一人の中にしまって
いたことがあったなんて。
本人から話してもらえるまで
親でも分からないことがあるのです。
そのことを聞いたのは
運動会が終わった日のことで
結果はなんであれ、とにかく
盛り上がったねー!と帰ってきた
息子たちに
先生は、
あそこはもう少しこうした方が良かった
といったことを延々と話されたらしく
もう、あんなクラスに行きたくない
というイメージが出来上がってしまい
学校のどこにも安心できる場所が
なくなってしまったようです。
いいよ、しばらく休もう。
すぐ返事をしました。
息子は少しだけ落ち着いたようでした。
そして振替休日が明けた
次の日、連絡帳に
こうこうこうで体調を崩してしまった。
元気になるまでしばらく休ませます。
ということを書いて
学校に提出しました。
その後は、あの手この手で
不登校対策を講じる
学校との軋轢が始まるのですが
可能性はあると危惧していても
どうしてこうなってしまったのか
またこれからどうしていったらいいのか、を
我が家の出来事を通して
お話ししていければと思います。
子供が話すことばには
必ずその子から見える景色と
その子の背景があるます。
それを認識しておく必要があります。
言われて初めて驚く
みたいな反応をしてしまうと
子供にとっては
悪いことをしたような罪悪感と
分かってもらえないショックと
不安しか与えません。
本当にその子にとって大切なこと
必要とされてることを見失わないように
常日頃から、子供の全体を見ること
そして驚きは多少あったときも
表に出さず、まずは子供を受け入れる
準備があること、安心していいことを
子どもに伝えることが最優先です。
大人である私たちが獲得したもののひとつ、
自己コントロールのスキルを使うのは
そこの部分です。
世間の事情や常識を教えることではありません。
私は専門用語を使って
人の特性を話すのを意識的に
避けるようにしているので
内容が掴みにくいこともあるかと思います。
もしまだ、診断名が下りていないけれど
同じような体験をされている方にも
読んでいただきたい、
また、診断名などの専門用語は
理解の参考になるツールの一つであって
ありのままの我が子の姿と
向き合おうとするとき
複雑に絡み合っていて
分類するのは難しいことだと
思うからです。
長くなりました。
ここまで読んでくださって
ありがとうございます。
この言葉を聞いたとき、私には
もう学校に行けない
と聞こえました。
学校に行きたくない、と思うことは
誰でもあると思います。
でも、学校に行く。
学校に行けない自分は駄目だ
そんな自分を知られたくない
理由を聞かれるのが面倒臭い
なにより
周りと同じことをしていたい
違うことをした後の
イメージが全くできない、したくない。
私も、私の両親もそうでした。
だからどんなことがあっても
学校を休まなかった。
大抵のことは耐えて、
自分の中に閉まって
学校に行っていた。
息子もなんだかんだ言っても
学校に行っていました。
もともと友だちとのやりとりが
うまくいかない、とこぼしていましたが
それが四年生くらいになってから
宿題がこなせなくなり
(四年生になると、中学校を意識した内容に
変わり、グッと質と量が多くなります)
悩ましいことが増えていきました。
簡単にはことは進まなかったんですが
(後で詳しい経緯などはお話ししたいと思います)
その時はなんとか
先生に宿題の量を調整してもらうこと
を承諾してもらうことで、
乗り切りました。
学校を初めて休んだのは
5年生の2学期の終わり頃です。
こんな時間になっても
宿題が終わらない、分からない
のをきっかけに
学校の勉強も運動もできていない
友だちともうまくいっていない
と考えが止まらなくなってしまって
専門用語を使えば、パニックに。
部屋の隅っこに行って
(その場からなるべく離れたい)
床をふみ鳴らし、ドアに当たり
洗面台の小さな戸を壊し
(力がないなりに発散)
でも、学校に行かなきゃいけない!
明日はテストがあるから
休んだ分を
休み時間にやらなきゃいけなくなるから
行きたくないんだけど
行かなきゃ‼︎
子供のテンションを間に受けて
どうしちゃったの⁉︎
あなた、普通じゃない
とにかく落ち着いて!と
異形な者を見るように
言葉で説得する
などの対応は逆効果です。
助けを求めている
自分の気持ちを分かってほしい
その前に心から心配をして欲しいのです。
少し落ち着いた頃を見計らって
すぐ側まで行って
肩で息をしている彼の背中を
さすりながら
このまま宿題をやっても進まないこと
いまはとにかくもう寝たほうがいいこと
休むことにすること
どう彼に伝えよう、とイメージしました。
明日は休もう。
テストについては大丈夫
先生にはお母さんが
掛け合ってみるから。
あなたは何も考えなくていい
私はあなたの味方で側にいるよ
と伝えることが混乱している本人が
言って欲しい言葉です。
なんとか彼の気持ちにフィットすること
に成功したようで、
次の日は会議室でテストだけ
受けて帰ってきました。
それだけでも欠席扱いにはならない
ということは、その時はじめて知りました。
それからは担任の先生も
今まで以上に気を配ってくださるように
なりました。
話を元に戻して、
学校を休むことに抵抗を感じていた
息子が、はっきり行けない、と言う
状態になったのは
いくつかの要因が重なっていました。
まず6年生になってから
新しく担任になった先生のこと
5年生からの持ち上がりで
6年生の担任になった先生で
去年も自分のクラスに
似たような悩みを持った生徒さんが
いたようなんですが
大きな問題を起こしたり
登校して来ない
といったことがなかったのでしょうか
前の担任の先生から引き継いでいた
宿題の量を調整する
友だちとの関わりに自信をなくしている
それに対して、後でご紹介しますが
合理的な配慮の具体的なイメージが
先生の中に落とし込まれていなかったようで
終わらなかった箇所を赤ペンで囲ったり
そこはいつまでに終わらせるのか、と
息子に聞くなどといったことをされ
子供が戸惑ってしまったことから始まり
掃除のやり方がなっていないことで
新学期早々に、教室の中が震撼となるぐらい
(誰も一言も喋らなかった、その後の給食の時間が
息子にとってショックな出来事だったらしいです)
先生が厳しく指導されたこと
真面目で細かいところまで指導
(◯することより赤ペンで入れる的な)
自分への対応は変わったものの
同級生たちには相変わらず厳しくて
先生への愚痴を言っているのを
自分のことのように
感じてしまうようになったこと
クラスの雰囲気が悪くなってる、と
感じると息苦しくなっていたこと
相変わらず、授業の進め方が
(話す、書くスピードが)早く
先生もなかなか変えられなくて
(以前から指摘されてたそうなんですが)
息子も他の先生と比べ始めてしまって
先生の授業を受ける意欲がなくなっていたこと
それと前から感じていた
友だちから声を掛けてもらえないこと
会いたい友だちが学校にいないこと
それと1番私が心配したのは
だんだんと
うまく友だちと話さなきゃいけない
何を言われるんだろう、というように
考えるようになって
緊張し始め、暑くもないのに
汗が止まらなくなっていることでした。
心身症の症状です。
それが実は1ヶ月前から続いていたと聞いて
私は気付いてあげられなかったこと
をとても悔やみました。
気を配っていたつもりでも
まだ息子が自分一人の中にしまって
いたことがあったなんて。
本人から話してもらえるまで
親でも分からないことがあるのです。
そのことを聞いたのは
運動会が終わった日のことで
結果はなんであれ、とにかく
盛り上がったねー!と帰ってきた
息子たちに
先生は、
あそこはもう少しこうした方が良かった
といったことを延々と話されたらしく
もう、あんなクラスに行きたくない
というイメージが出来上がってしまい
学校のどこにも安心できる場所が
なくなってしまったようです。
いいよ、しばらく休もう。
すぐ返事をしました。
息子は少しだけ落ち着いたようでした。
そして振替休日が明けた
次の日、連絡帳に
こうこうこうで体調を崩してしまった。
元気になるまでしばらく休ませます。
ということを書いて
学校に提出しました。
その後は、あの手この手で
不登校対策を講じる
学校との軋轢が始まるのですが
可能性はあると危惧していても
どうしてこうなってしまったのか
またこれからどうしていったらいいのか、を
我が家の出来事を通して
お話ししていければと思います。
子供が話すことばには
必ずその子から見える景色と
その子の背景があるます。
それを認識しておく必要があります。
言われて初めて驚く
みたいな反応をしてしまうと
子供にとっては
悪いことをしたような罪悪感と
分かってもらえないショックと
不安しか与えません。
本当にその子にとって大切なこと
必要とされてることを見失わないように
常日頃から、子供の全体を見ること
そして驚きは多少あったときも
表に出さず、まずは子供を受け入れる
準備があること、安心していいことを
子どもに伝えることが最優先です。
大人である私たちが獲得したもののひとつ、
自己コントロールのスキルを使うのは
そこの部分です。
世間の事情や常識を教えることではありません。
私は専門用語を使って
人の特性を話すのを意識的に
避けるようにしているので
内容が掴みにくいこともあるかと思います。
もしまだ、診断名が下りていないけれど
同じような体験をされている方にも
読んでいただきたい、
また、診断名などの専門用語は
理解の参考になるツールの一つであって
ありのままの我が子の姿と
向き合おうとするとき
複雑に絡み合っていて
分類するのは難しいことだと
思うからです。
長くなりました。
ここまで読んでくださって
ありがとうございます。
これが、マジョリティ
子どもが学校に行きたくない、と言う
一日休ませたりしてみても子供に元気が戻らない毎日疲れているようだ
学校を休みがちになっているこのままいくと不登校になってしまうかも、
でも子どものことは心配。。
どうしたらいいのか迷いますよね。
見極めが難しいですよね。
しかし、本人が自分で行かない、を選択する事態になった時のことを考えてみてください。
あくまでも学校に行かせなければ、と思っている大人たちに心を閉ざしてしまう可能性があります。
一緒に考えていく機会を逃してしまうかもしれません。
私は、今回のことで既成概念から自由になりました。現在は、少しずつ学校に行くようになりましたが、
中心はあくまで子供。
自己を作っている過程にある子供にその子に合わせた環境を見極めること具体的にどうすればいいのかはもっと知らなければなりません。
学校を休ませるとどういったことが起こるのか
学校とはどんなところなのか
担任の先生はどんな人なのか
それも知っておくと
周りに振り回されることなく
大切なことを手放すことなく
自由な選択ができます。
子供も辛いですが
保護者である大人も相当キツイ体験をします。
親子で体調を崩したら元も子もないです。
だから、大人は頑張って踏ん張りましょう。
その手助けに少しでもなれたら、と思います。
次は、学校とのやりとりについて、とその対策をご紹介します。