当時はステッカーもはやっていて、みんなステッカー貼ってましたね。そんな中いわゆるクラゲも面白かったです。マーク兇縫縫好癲米鋠坤癲璽拭璽好檗璽帖砲筌好イラインに無限(ホンダワークス)貼ってたりね。ツレ達とそんな車発見しては大爆笑してました。

 でも一途に走り系に傾いていく私に対して、みんなは車ブーム?を軽く楽しんでいました。峠の走り屋仲間でさえ「サーキットにまで行くのは別の世界」みたいな感じもあって。

 物事は追求していくとだんだん孤独になります。

 孤独になりかけていた頃、ツレから「サーキットとか連れてやって欲しい」と後輩を紹介されました。口数は少ないけれど、車にかける純な思いは私以上で、けっこう男前で賢い奴でした。

 それから師弟関係が始まり、彼はその友達と共にサーキット走行が全てみたいな状態になります。タイトなコースではけっこう速かったです。鈴鹿とか富士は私もけっこうやりましたが(笑)

 しかし私も徐々に落ち着き、結婚の話が出てきます。ヒマつぶしは車では無く、堤防釣りに変わっていきましたが、彼は車しか頭にありませんでした。

 本当に結婚すると車遊びどころか、彼と会う時間さえままなりません。たまに電話で「そろそろ落ち着けよ」「釣りでもしよや。車よりずっと安く楽しめるぞ」「釣りにも大会とか勝ちあがってスポンサーとかつくんやぞ」「結婚も悪くないぞ」なんて話してました。

 そしたら彼女ができたらしく、「結婚したらボクも師匠と釣りします」なんて約束までして。。。

 それからどれくらいたったのか、半年、一年? サーキット専用車(私専用?)を作るとかどうとか・・・

 私の仕事中に、その車で事故の連絡が入り・・・



 いつも大会出場するときは、彼の分まで頑張るつもりでやっていました。