イメージ 1  しばらく釣りに行けません。。。ので、メインHPの記事でも加筆してアップしときます(^^ゞ

 海中でラインがどのように見えるか?太いライン・細いラインの差は??色付きラインは実際どうなの???

 この質問に、想像では無く即座に正確に答えられる釣り人はごく僅かだろう。それは実際に仕掛けの状態を潜って見た釣り人が僅かだから。。。それなら潜って見てやろうじゃないか!!潜って仕掛けの状態を見たことはあるが、何本も一度に見て比べた事は無い。自分自身も興味津々で比較テストしてみた。

 ステンレスのやや重いハンガーに、透明フロロハリス1号・1.7号・3号、青色フロロハリス2号、黄色ナイロン2号、水色ナイロン2号、ピンクナイロン2号、をそれぞれ1mほど結んだ。

さて、まず砂浜でテスト。魚では無く海中で水中メガネをつけて近視0.1~2の私がみている訳だが、

 やはりというか何と言うか、色付きイトがパッと見で目立っています。。。。青色や水色は多少海色にカモフラージュされるかな?と想像していたが、思いっきり目立っている!!特にピンクと青が目立っています。ついで水色、でもバックが海だと水色は多少輪郭がぼやけるかな??海色は青というより薄緑色なので、そんな色ならよりベストかな??黄色ラインはそれだけ見ると黄緑っぽかったのだけど、海中ではただの黄色、よく見えてますよ!

 でも、輪郭がぼやける場合があるとか、そんな事はどうでも良くなるくらい透明フロロは見えにくい!! ちなみに1mほど離れると、号数の違いはほとんど分かりません。近視のせいもありますが、ただ透明な3本のイトが見えるだけです。でも角度によっては太陽光でキラキラ光って思いっきり見えてます。
 特に張る事で全体が長く光ってしまう様子。フワ~っと漂わせたほうが全体が光りませんよ。ということは、張り過ぎやチモトにジンタンを打って強制的に張ると良くない(?。?)

 結果は・・・「色付きは透明に比べて絶対的に目立ってしまう」「透明フロロは光らなければ存在がもっと分かりにくいのでは」「あまり張らないほうが見えにくい(光らない)場合がある」「号数の差は遠いと分かりにくい」ということ。

 今度はイトにかなり近づいて見てみます。色付きは相変わらず目立ちまくり! それはともかく、1号、1.75号、3号の差は接近して初めて分かります。じっくりみれば1号は細く・見えにくく・弱い感じがします。自分が魚ならどのハリスにも食いつくかもしれませんが、命懸けで警戒心高くイトの怖さを知っているなら・・・やはり1号に食いつくのでしょうか?

 数字に表すなら、3号の見え方を100とすると、1.75号は80、1号は70といった感じ。魚にクイズで聞いたとしても、瞬間的には太さの判断は出来ないのでは?と思いました。

 水中には透明な浮遊物がわりとあります。そんな浮遊物も大き目のもの、太めのもの、良く目立つものには魚も「何だろう?危険は無いのだろうか?」とそばに寄るほど警戒すると思います。反対に小さめのもの、細いもの、ほとんど目立たないものにはあまり警戒しないように思います。イトが見える、見えないよりも、魚が警戒するかしないかが重要なのではないでしょうか??

 ちなみに小さい頃から潜ってる私が、潜っていて透明な浮遊物を見たら、クラゲではないのか?その切れた足(触手)ではないのか?(針のついた)イトではないのか?と体が傷つかないように心配します。

 色付きイトは目立ってしまいますが、魚の目先を変える意味あいはあるかもしれません。魚が透明イトを怖いと思っているなら、意外と色付きイトには食いつくかも知れませんよ。それか、水面下で色付きイトのサシエは餌取りにも警戒されて取られず、深いタナにいた良型へサシエが届くかもしれません。

 さて、それでは色付きのラインは全くカムフラージュされないのでしょうか?


つづく・・・

にほんブログ村 釣りブログ 磯釣りへ
グレの真実が知りたい人は・・・