毎年、庭先の家庭菜園で色々な野菜を育てており、ラズベリーやブルーベリーなどの果樹も植えている。
私は、一軒家を建てたら、花壇ではなく畑を作りたかった。
それも、長靴を履かなくても農作業ができる花壇のような畑。
夢は叶い、ほぼ1人作業で大変だが、短い北海道の夏の楽しみになっている
小さい頃から、実のなる物を育てたり、父にくっついて山に入り山菜や木の実、きのこなどを採るのが好きだったのは、対価を払わなくても手に入る感覚がたまらない喜びだったからだと思う。
庭先の畑では、初夏のアスパラやラディッシュ、にら、小ネギの収穫から始まり、真夏のこの時期には数々の定番の野菜を収穫。
ミニトマト、ピーマン、ナス、きゅうり、ししとう、ズッキーニ等々。
今年の夏は北海道も猛暑だったせいか、例年ならもう少し遅いはずの枝豆も収穫しはじめた。
自宅に畑があると、身が入ったさやから収穫して、長く楽しめるのがいい。
スーパーだと枝ごと収穫してある物が多く、身の入っていないさやもあるからもったいない気がしてしまう。
時期を同じくしてたくさん野菜が採れるので、嬉しい悲鳴をあげながら、あれやこれやと料理に使ったり、料理に合わせて切り方を考えつつ、冷凍保存したりする。
そんな野菜たちの中でも、私が好きなのはミニトマト。
いろんな品種があるが、どれも大好き。
あの赤や黄色、緑、オレンジの原色のビタミンカラーのミニトマトは、見ているだけでも心が満たされる。
自宅で採れない時期でも、毎週の宅配で1キロ近いミニトマトを箱買いして、そのほとんどを私が消費しているほど好きなのだ。
冷蔵庫に入れずに室温で保存すると、未熟な物も追熟して甘さが増して、最高に美味しい
そんなミニトマト、我が家の畑でもたくさんの実をつけてくれ、熟して真っ赤になるのを楽しみに待っているのだが、毎年毎年カラスの野郎に荒らされるのが悩みのタネ。
なぜかミニトマトだけ。
食べてくれるのなら、少しくらい分けてやらなくもないが、奴らは取って落としてつついて穴を開けておしまい。
青くて硬い物から、色づいてきた物まで、まるでおもちゃのように遊び散らかしていくので腹が立つ
枝にキラキラ光るCDなどのディスクを吊り下げたり、黒いゴミ袋に新聞紙を入れて、死んだカラスを模造して吊り下げてみたり、ネットで枝ごと覆ってみたり、毎年あれこれ考えてカラスに頭脳戦を仕掛けている。
ネットで覆うのが一番被害が少なかったので、
今年は車庫の裏に植えたこともあり、車庫に竿を立て掛け、テグスのような細い糸を使用したネットで前面を覆ってみた。
今までのネットより目が細かいのと、ミニトマトの後ろ側が車庫でカラスが近づけないため、今年の被害は0に近く、10年以上格闘しているが、こんな事は初めて。
これまでは、カラスにやられる前に収穫せねばと、真っ赤になる前に取っていたが、今年は畑でしっかり熟すのを待つことができる。
大成功と言えるのかもしれない。
だがしかし、
ネットの目が細かすぎて、カラスのみならず私の手も入らないので、手入れが行き届かず伸び放題の悲惨な畑に(笑)。
収穫は、三男坊の細い腕なら入る所もあるので頼んだり、奥の方は火ばさみを駆使したりと、なかなか大変だ。
改良の余地ありまくり
カラスに仕掛ける頭脳戦は、来年も続くのであった。
↓
継続中のダイエットの強い味方。月イチでリピしてます。どちらも低糖質なのに、かなり美味しい。