同居していた義母が亡くなった時、三男坊は3才であった。
納骨までの間、和室に作られた見慣れない祭壇に興味をもち、とりわけ骨箱に興味津々だった。
キレイな柄の箱の中にお菓子かオモチャでも入っていると思ったのかもしれない。
頻繁に骨箱に手をのばすので気が気ではなかった。
祭壇には遺影や大きな花瓶に入った花、お供物もたくさん供えてあり、三男坊が近づかないように気を付けてはいたのだが、しばらくすると見慣れて興味をなくしたようだった。
そんなある日のこと、
三男坊がいつも外出時にオモチャやお菓子を入れて持っていくクジラのリュックがあったのだが、
その中から、何か硬い物がぶつかるようなカチャカチャとした音がする。
何を入れたのかな?
開けてビックリ
リュックの中に、小さい方の骨箱が無造作に入っていた。
しかも遺骨の粉末がこぼれ出ていたのだった
私は気が動転して、そのこぼれた遺骨をどうしたのかよく覚えていない
骨箱の中には陶器の入れ物が入っており、そこに遺骨を入れてあったはずだが、それを開けた記憶がないのだ。
いつからリュックに忍ばせていたのか。
祭壇には大きい骨箱があったから、小さい方の骨箱が無くなっている事に全く気づかなかったのだ。
三男坊が遺骨を背負って歩いていたなんて
まさか、出先のスーパーや公園で、知らず知らずのうちに散骨してなかったでしょうね
怖くて触りたくないし、陶器の入れ物の中まで確認ができないまま納骨の日を迎え、そのまま納めたのだが。
先日、お彼岸のお参りでお寺に行き、納骨堂の骨箱を見てふと思った。
はたして、この骨箱に遺骨は入っているのだろうか、と。
義母よ、許したまえ🙏
あなたのかわいい孫の仕業だったのです🙏
三男坊の保育園のお昼寝用に購入しました。
春と秋には折って二重に、夏は折らずに使えばピッタリな厚さで長く使えそう。
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私の趣味で三男坊に購入。シンプルな服もおしゃれにきまります。